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診断コンテンツの種類16選|目的別の選び方と成果2倍の作り方を徹底解説

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診断コンテンツは、ユーザーが数問に答えるだけで「認知拡大・リード獲得・購買促進」を同時に狙える、費用対効果の高いマーケティング手法です。

一方で「種類が多すぎて、自社にどれが合うのか判断できない」という声も少なくありません。性格診断とお悩み診断では、設計思想もKPIもまったく別物だからです。

本記事では、診断コンテンツの種類16選を目的別・業界別に整理した一覧比較表とともに解説し、診断ロジック5種類、作り方7ステップ、選び方7つのポイント、費用相場、成功事例までを一気通貫でお届けします。

読み終えるころには、「自社が作るべき診断の型」と「最初の1本を出すまでの手順」が具体的に決まっている状態を目指せます。BtoB企業のマーケティング・営業・人事担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修・運営情報 

運営企業:ラーナーズ株式会社 Interviewz(インタビューズ)/ヒアリングDXブログ編集部

監修:Interviewz プロダクトチーム(ヒアリング・診断コンテンツ設計の支援実績をもとに監修)

専門領域:BtoB/BtoCのヒアリング設計、アンケートUX、診断コンテンツによるCVR改善

Interviewzは、ノーコードで診断・アンケート・ヒアリングを作成できるクラウドサービスとして、リード数268%向上、ヒアリングコスト90%削減などの実績を多数創出。BtoB/BtoCを問わず、累計多数の診断コンテンツ導入を支援してきた知見をもとに、現場で成果の出る情報のみを厳選してお届けします。

診断コンテンツとは?種類を知る前に押さえたい基本

診断コンテンツの種類を比較する前に、「そもそも何を指すのか」と「何が成果を左右するのか」を揃えておきましょう。ここが曖昧なままだと、種類選びの基準そのものがぶれてしまいます。

診断コンテンツの定義|アンケート・心理テストとの違い

診断コンテンツとは、ユーザーが質問にタップ・クリックで回答するだけで、その人に合った結果が自動表示される参加型(インタラクティブ)コンテンツを指します。適職診断、性格診断、パーソナルカラー診断などが代表例です。

従来のオウンドメディア記事や広告が「企業からの一方通行の発信」だったのに対し、診断コンテンツはユーザーが自ら参加し、結果を“自分ごと”として受け取る双方向体験である点が決定的に異なります。

混同されやすい3つの概念を整理すると、次のようになります。

種別 主目的 結果の性質 マーケ活用のしやすさ
アンケート 企業側の情報収集 回答者に返らないことが多い △(回答メリットが弱い)
心理テスト 個人の内面理解 心理学の枠組みに準拠 △(結果の自由度が低い)
診断コンテンツ ユーザー価値提供+データ取得 自由に設計・カスタマイズ可能 ◎(導線を自在に設計できる)

つまり診断コンテンツは、「ユーザーに結果という価値を返す代わりに、ゼロパーティデータを受け取る」価値交換のしくみです。この非対称性の解消こそが、単なるフォームより高いCVRを生む理由になっています。

いま診断コンテンツが再注目される3つの背景

診断コンテンツ自体は目新しい手法ではありません。それでも2020年代後半に入って改めて注目度が高まっているのは、マーケティング環境の構造変化が背景にあります。

背景1:サードパーティCookie規制でゼロパーティデータの価値が上昇

広告のターゲティング精度が第三者データに依存できなくなり、ユーザーが自発的に提供する「ゼロパーティデータ」の重要性が急速に高まりました。

診断コンテンツは、ユーザーが楽しみながら属性・興味関心・課題を自ら入力してくれる仕組みです。同意にもとづいた一次データを、体験の副産物として蓄積できる点が大きな強みになります。

背景2:SNSとの高い親和性でUGCが自然発生する

診断結果には「自分はこういうタイプだ」という自己表現の要素が含まれるため、シェアされやすいという構造的な優位があります。

シェアを見たフォロワーが「自分もやってみよう」と参加し、その結果がまた共有される——この連鎖により、広告費をかけずに認知が広がる状態を作れます。

背景3:ノーコードツールの普及で導入コストが劇的に下がった

かつて診断コンテンツの実装には、ロジック設計からフロントエンド開発まで含めて数百万円規模の開発費が必要でした。

現在は診断・ヒアリング専用のノーコードツールが普及し、月額数千円〜、最短数日での公開が現実的な選択肢になっています。「小さく作って改善する」運用が可能になったことが、再注目の直接的な引き金です。

診断コンテンツを導入する5つのメリット

種類選びの判断軸を持つために、診断コンテンツがどのファネル段階でどんな効果を発揮するのかを整理しておきます。

メリット1:潜在層との新しい接点をつくれる

「ちょっとやってみようかな」という軽い動機で参加できるため、自社の商品・サービスをまだ知らない潜在層にもリーチできます。

資料ダウンロードや問い合わせと違い、心理的ハードルが極端に低いのが特徴です。認知拡大の入口として、ファネル最上部を太くする役割を担います。

メリット2:リード獲得のCVRを高められる

診断のプロセスで年齢・職種・課題・検討度合いなどを自然に取得し、最後にメールアドレスや会社名を入力してもらう設計にすることで、見込み顧客リストとして蓄積できます。

「結果が見たい」という動機が入力の直前に最大化されているため、単独のフォームより高いCVRが期待できるのが構造的な強みです。

メリット3:SNS拡散・UGC創出につながる

結果画像やOGPを作り込むことで、診断結果そのものが広告クリエイティブとして拡散します。

特に相性診断・キャラクター診断は、二次的なUGC(「私と相性がいい人いる?」など)が派生しやすく、実施数と話題性を同時に伸ばせます。

メリット4:パーソナライズしたレコメンドで購買を促進できる

「〇〇タイプのあなたにはこの商品がおすすめ」という提案は、ユーザー自身の回答というデータに裏づけられているぶん納得感が高くなります。

結果ページから商品ページ・見積もり・体験申込へスムーズにつなぐ導線を設計すれば、購買意欲が高まった瞬間を逃さずCVへ変換できます。

メリット5:商品理解の促進とファン化を同時に進められる

診断を通じて「自分に合うのはこれだ」と理解してもらうことで、商品理解が深まり、ブランドへの好感度が上がります

一方的な訴求ではなく「あなたのために選んだ」という体験になるため、リピートや口コミといった中長期の資産にもつながります。

▼診断で成果を出した企業の実例をまとめて見たい方はこちら
👉 ヒアリング&診断コンテンツの実例集(無料ダウンロード)

【一覧比較表】診断コンテンツの種類16選 早見表

まずは全体像を1枚で把握できるよう、種類・主目的・相性の良い業界・設計難易度・追うべきKPIを一覧化しました。自社の目的に近い行から読み進めてください。

# 種類 主な目的 相性の良い業界・商材 設計難易度 主なKPI
1 性格診断 認知拡大・接点創出 美容・エンタメ・SNS全般 実施数・シェア率
2 相性診断 拡散・UGC創出 飲食・エンタメ・恋愛系 シェア率・二次流入
3 キャラクター診断 認知拡大・話題化 エンタメ・コラボ企画 実施数・指名検索数
4 占い・エンタメ型診断 集客・リピート来訪 メディア・アプリ・小売 再訪率・回遊数
5 パーソナライズ(商品提案)診断 購買促進・レコメンド EC・コスメ・食品 CVR・客単価
6 パーソナルカラー・骨格診断 商品提案・来店促進 アパレル・美容 来店予約数・購入率
7 健康・体質診断 来店・購買促進 ヘルスケア・フィットネス 体験申込数・継続率
8 お悩み・課題診断 リード獲得・商談化 BtoB・SaaS・士業 MQL数・商談化率
9 スキル・能力診断 リード獲得・教育 研修・SaaS・資格 リード数・受講申込
10 〇〇検定(知識・クイズ診断) エンゲージメント・啓蒙 教育・メディア・製造 完了率・再挑戦率
11 適職診断 採用・人材配置 人材・教育・HR エントリー数・応募単価
12 価値観・ライフスタイル診断 セグメント・ナーチャリング 保険・金融・不動産 セグメント別開封率
13 成熟度アセスメント診断 課題可視化・商談創出 BtoB・コンサル・SIer 商談化率・受注率
14 シミュレーション型診断(試算) 比較検討・見積依頼 金融・不動産・エネルギー 見積依頼数・CVR
15 適性・チームビルディング診断 組織開発・人材配置 HR・人材・大手企業 定着率・エンゲージ指標
16 レコメンド型マッチング診断 CV・マッチング 不動産・人材・BtoB マッチ率・成約率

難易度は「ロジックの複雑さ」と「結果パターン数」の目安です。初導入では難易度「低〜中」の型から着手し、データが溜まってから高難度の型へ拡張するのが失敗しにくい進め方といえます。

また、BtoBであれば8・9・13・14・16BtoCであれば1〜7を起点に検討すると、目的とのズレが起きにくくなります。

【質問項目一覧表】種類別・そのまま使える質問例

種類ごとに「どんな設問を置くのか」が具体的にイメージできると、企画のスピードが一気に上がります。代表的な型ごとの質問例と、取得できるデータを整理しました。

診断の種類 質問例 取得できるデータ 推奨設問数
性格診断 「初対面の場で、あなたはどちらに近い?」/「休日の予定は事前に決める派?」 行動特性・志向性 5〜8問
相性診断 「休日の過ごし方は?」/「決断するときに重視するのは?」 価値観・ライフスタイル 4〜6問
パーソナライズ診断 「今いちばん気になる悩みは?」/「予算感はどのくらい?」 ニーズ・予算・購買意向 5〜7問
お悩み・課題診断(BtoB) 「現在の商談化率に課題を感じますか?」/「リード獲得の主な手段は?」 課題・現状施策・検討度 6〜10問
スキル・能力診断 「〇〇の実務経験年数は?」/「次の設問に正しく答えられますか?」 習熟度・学習ニーズ 8〜12問
適職診断 「チームで動くのと個人で動くのはどちらが得意?」/「成果と安定、重視するのは?」 職務適性・志望傾向 8〜12問
成熟度アセスメント 「データは部門横断で共有されていますか?」/「効果測定の頻度は?」 組織成熟度・投資余地 10〜15問
シミュレーション型 「従業員数は?」/「現在の月間コストは?」 企業規模・数値条件 4〜8問

ポイントは、「ユーザーが答えたくなる設問」と「企業が欲しいデータ」を1問の中で両立させることです。企業都合の設問だけを並べると、途端に離脱率が跳ね上がります。

▼設問設計のテンプレートが欲しい方はこちら
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診断コンテンツの種類16選|目的別の特徴と活用法

ここからは16種類を1つずつ掘り下げます。「どんな診断か」「向いている企業」「設計上の注意点」の3点をセットで解説するので、自社に当てはめながら読み進めてください。

種類1:性格診断|最も汎用性が高い認知拡大の定番

ユーザーの性格特性や行動傾向を明らかにする、最もポピュラーな型です。「自分では気づかなかった一面」という新しい自己発見を提供できるため、SNSでのシェア意欲を最も高めやすいのが特徴といえます。

MBTI(16タイプ)やビッグファイブなどの心理学フレームを土台にすると、結果の説得力が一段上がります。ただし既存の性格類型をそのまま流用すると独自性が失われるため、自社の世界観やブランドの言葉に翻訳し直すことが重要です。

注意点は、性格診断単体では購買や商談に直結しにくいこと。結果ページに「あなたのタイプ向けの商品/記事/診断」への導線を必ず用意し、次のファネルへ渡す設計にしましょう。

種類2:相性診断|二次UGCが生まれやすい拡散特化型

「あなたと〇〇の相性は?」というかたちで、人・物・ブランドとの相性を判定する型です。結果が“関係性”として提示されるため、他者を巻き込む動機が生まれます

「私と相性がいい人いる?」といった二次的なUGCが派生しやすく、実施数と話題性を同時に伸ばせるのが最大の武器です。飲食・エンタメ・季節キャンペーンとの相性が良く、短期間で一気に露出を取りたい施策に向いています。

設計上の注意は、ネガティブな結果の扱いです。「相性が悪い」と断じるだけの結果はシェアされにくいため、必ず「こうすれば噛み合う」というポジティブな提案をセットにしてください。

種類3:キャラクター診断|コラボ企画で爆発力を出す型

「あなたはどのキャラクターに似ている?」と、特定のキャラクターや動物、タイプに当てはめる診断です。楽しみながら自己発見できる要素が人気で、IPコラボやキャンペーンと組み合わせると爆発的な拡散を狙えます。

ビジュアルの完成度が成果を大きく左右するため、結果画像・OGP・シェア文言の制作には相応の工数を確保してください。逆にいえば、クリエイティブに投資できる企業ほど優位に立てる型です。

自社にIPがない場合でも、商品を擬人化する、部署や職種をキャラクター化するなど、応用の幅は広く残されています。

種類4:占い・エンタメ型診断|リピート来訪を生む軽量施策

星座・数秘・干支などをモチーフに、日次・週次で結果が変わる軽量な診断です。1回あたりの情報量は少ないものの、「また来る理由」を作れる点でリピート来訪との相性が抜群です。

メディアやアプリ、小売のLINE公式アカウントにおいて、定期接触の口実として機能します。1回のCV貢献は小さいため、再訪率や回遊数といった中間KPIで評価するのが適切です。

なお、健康や金銭に関する断定的な表現は誤解を招くおそれがあるため、あくまでエンタメの範囲にとどめる配慮が必要になります。

種類5:パーソナライズ(商品提案)診断|EC・D2Cの購買促進の主役

「あなたにぴったりのスキンケアは?」のように、最適な商品・プランを提案する型です。結果ページから商品ページへスムーズに誘導する導線設計により、購買意欲が最も高まった瞬間にCVへつなげられます

EC・コスメ・食品・サプリメントとの相性が抜群で、SKU(商品点数)が多いほど価値が高まります。選択肢が多すぎて選べない状態を、診断が代わりに解消してくれるからです。

設計のコツは、提案する商品を2〜3点に絞ること。「あなたにおすすめ」が10点並んだ瞬間、パーソナライズの説得力は失われます。

種類6:パーソナルカラー・骨格診断|来店予約につなげる高単価型

アパレル・美容業界で特に人気の高い型です。「あなたに似合う色・スタイルは?」と提案し、オンラインの診断から実店舗の来店予約へつなげる役割を担います。

結果に応じたコーディネート例やアイテムを提示することで、客単価の向上にも寄与します。診断結果を持って来店したユーザーは購入意向が明確なため、店舗スタッフの接客効率も同時に改善できる点が見逃せません。

一方で、判定の精度に対する期待値が高い領域でもあります。専門家監修を入れる、あるいは「簡易診断」と明示することで、期待値のズレによる不満を防ぎましょう。

種類7:健康・体質診断|継続利用の動機づけに効く型

生活習慣や体質に応じて、サプリ・メニュー・トレーニングプログラムを提案する診断です。ヘルスケア・フィットネス・飲食業界で、来店や継続利用の動機づけとして活用されています。

体験申込や初回購入といった直接CVだけでなく、定期的に再診断してもらうことで継続率を高める使い方も有効です。「3か月後にもう一度診断して変化を確認しましょう」という設計が、自然な再接触の理由になります。

ただし医療・健康分野は表現規制が厳しい領域です。診断・治療を想起させる断定表現は避け、薬機法・景品表示法の観点で必ず法務チェックを通すことを前提にしてください。

種類8:お悩み・課題診断|BtoBリード獲得の最有力候補

「あなたの会社の〇〇課題タイプは?」というかたちで、BtoB領域の見込み顧客が抱える課題を可視化する型です。診断結果として最適なソリューションを提示し、資料請求・商談へ誘導できるため、リード獲得から商談化まで一直線につながります。

BtoBで診断を始めるなら、まずこの型を推奨します。理由は、ユーザーにとっての価値(課題の言語化)と、企業にとっての価値(課題データの取得)が完全に一致するからです。

設問には「現在の施策」「課題の深刻度」「検討時期」を織り込み、そのままリードスコアリングに使える設計にしておくと、営業連携がスムーズになります。

種類9:スキル・能力診断|教育・研修サービスの入口になる型

スキルテストや理解度テストによって、ユーザーの知識・技能レベルを測定する診断です。研修会社・SaaS・資格スクールが、学習動機の喚起と見込み顧客の見極めを同時に行う目的で活用しています。

「思ったより点数が低かった」という気づきが、そのまま学習ニーズに転換されるのが強みです。結果に応じて「あなたが優先的に強化すべき領域」と対応する講座・資料を提示すれば、自然な提案になります。

注意点は、難易度設定です。極端に難しいと自己効力感を損ない離脱を招くため、正答率6〜7割を目安に調整しましょう。

種類10:〇〇検定(知識・クイズ診断)|啓蒙とエンゲージメントの両立

自社の商品領域や業界知識をテーマにしたクイズ形式の診断です。「ワイン検定」「サステナ検定」のように、楽しみながら知識を得られる体験を通じてブランド理解を深めます

合格証やバッジといったデジタル報酬を用意すると、シェアと再挑戦の動機が強まります。教育・メディアはもちろん、製品理解を促したい製造業やBtoBメーカーでも有効な型です。

設計時は、正解を通じて自社の強みが自然に伝わる出題を心がけてください。露骨な宣伝クイズは白けを生むため、あくまで「役に立つ知識」を主役に据えます。

種類11:適職診断|採用マーケティングの母集団形成に効く

個人の性格・能力・価値観を評価し、適した職業やポジションを示す診断です。採用サイトでの母集団形成、既存社員の配置最適化、人材会社のリードマグネットとして幅広く活用されています。

MBTI・DISC・ストレングスファインダー・エニアグラムといった既存フレームと組み合わせると精度が上がりますが、商用利用の可否は必ず各フレームのライセンス条件を確認してください。

採用文脈で使う場合は、結果に自社の職種紹介や社員インタビューを紐づけることで、「診断→職種理解→エントリー」という導線が完成します。応募単価の改善に直結する使い方です。

種類12:価値観・ライフスタイル診断|長期ナーチャリングの基盤

ライフステージや価値観からユーザーをタイプ分けする診断で、保険・金融・不動産など検討期間が長い商材と相性に優れます。

即時のCVを狙うのではなく、取得したタイプ情報をもとにメール・LINEのシナリオを出し分け、長期的に育成するのが本来の使い方です。「結婚・出産・住宅購入」といったライフイベントの兆しを把握できると、提案タイミングの精度が上がります。

センシティブな情報(収入・家族構成など)を扱う場面が多いため、取得目的の明示とプライバシーポリシーへの導線を丁寧に設計しましょう。

種類13:成熟度アセスメント診断|BtoBで商談単価を上げる上級型

「DX成熟度」「マーケティング成熟度」のように、組織の現在地をレベル1〜5などのスコアで可視化する診断です。コンサルティングファームやSIer、エンタープライズ向けSaaSが提供する上級型といえます。

設問数は10〜15問と多めですが、回答者は経営・部門責任者クラスであることが多く、リードの質が突出して高いのが特徴です。結果レポートをPDFで提供し、そのまま解説商談へ誘導する流れが定番になっています。

成熟度診断が特にBtoBに向いている5つの理由

理由1:課題の言語化そのものが提供価値になる。「何が足りないのか分からない」という状態にある担当者にとって、体系化された評価軸は単体で価値を持ちます。

理由2:社内説明資料としてそのまま使える。スコアとレーダーチャートは稟議の根拠になりやすく、ユーザーが自発的に社内共有してくれます。

理由3:リードスコアリングと直結する。成熟度が低い=伸びしろが大きい、あるいは高い=高度な提案が刺さる、という判断を定量的に下せます。

理由4:商談の初回打ち合わせが短縮される。ヒアリング済みの状態から始まるため、提案フェーズへ一気に進めます。

理由5:定点観測でアップセルの機会が生まれる。半年後の再診断でスコアの変化を示せば、次の投資判断を自然に促せます。

種類14:シミュレーション型診断(試算)|数値提示で比較検討を勝ち抜く

「あなたの会社なら年間〇〇万円削減できます」のように、入力条件から具体的な数値を算出して提示する診断です。金融・不動産・エネルギー・SaaSなど、価格が条件によって変動する商材で威力を発揮します。

比較検討フェーズのユーザーは「自社の場合いくらか」を最も知りたがっているため、この診断は検索意図に対する直接的な回答になります。結果として見積依頼へのCVRが高くなります。

設計上の要点は、算出根拠を明示し、あくまで概算であると注記すること。実額との乖離はクレームと信頼低下の原因になるため、前提条件の記載は省略しないでください。

種類15:適性・チームビルディング診断|組織開発に使う社内向け型

組織内メンバーの特性を可視化し、チーム編成や人材配置に役立てる診断です。設計難易度は高いものの、人材・HR領域の組織開発に対して大きなインパクトを持ちます。

個人結果に加えてチーム全体の傾向をレポート化できると、マネジメント層にとっての価値が跳ね上がります。「この部署は慎重派に偏っている」といった示唆は、配置転換や採用要件の見直しに直結します。

社内向けに使う場合、評価・人事考課に使わないことを明示するのが鉄則です。評価に使われると疑われた瞬間、回答は本音でなくなり、データの価値が失われます。

種類16:レコメンド型マッチング診断|成約に直結する最上位型

ユーザーの条件と、自社が保有する物件・求人・プランなどのデータベースを突き合わせ、最適な選択肢を動的に提示する診断です。不動産・人材・BtoBマッチングで採用されます。

他の型と異なり、結果が固定パターンではなくデータベース連携で生成されるため、実装難易度は最も高くなります。一方で、成約率への貢献も最大です。

導入の現実解としては、まず種類8や5の固定パターン型で成果を検証し、データが蓄積された段階でマッチング型へ発展させるという二段構えが安全です。

▼自社に合う型が絞れたら、次は作り方をチェック
👉 5ステップでできる診断コンテンツの作り方(無料ダウンロード)

診断ロジックの種類5つと使い分け

診断コンテンツの成否を分けるのは、見た目でも設問文でもなく「ロジック」です。同じ性格診断でも、採用するロジックによって設問数・結果数・実装工数がまったく変わります。

ここでは実務でよく使われる5つのロジックを、仕組み・向いている診断・難易度の観点から整理します。

ロジック 仕組み 向いている診断 難易度
①ポイント型1軸 合計点で結果を決定 検定・クイズ・スコア診断
②ポイント型複数軸 複数軸を個別にスコア化 スキル診断・成熟度診断
③結果加算型 最高得点の軸で結果を決定 性格診断・商品レコメンド
④組み合わせ型 軸の掛け合わせで多パターン生成 16タイプ型の性格診断
⑤チャート型(分岐) 回答ごとに分岐して着地 YES/NO型・ストーリー型

ロジック1:ポイント型1軸|スコアで一直線に判定する

設問ごとに配点を設定し、合計点の帯域によって結果を出し分ける最もシンプルなロジックです。「100点満点中72点、あなたは中級レベルです」といった提示になります。

知識量を測る検定・クイズ、学習成果の測定、資格試験対策との相性が抜群です。実装が容易で、Googleフォームなどの汎用ツールでも再現しやすい点が導入のしやすさにつながります。

弱点は、結果が一次元的で「自分ごと感」が薄くなりやすいこと。スコアに加えて「同世代の平均は◯点」といった比較情報を添えると、納得感とシェア意欲を補えます。

ロジック2:ポイント型複数軸|多角的な強み・弱みを可視化する

複数の評価軸それぞれにポイントを加算し、軸ごとのスコアをレーダーチャートなどで提示するロジックです。「企画力7点/分析力4点/実行力9点」のような結果になります。

ビジネススキル診断、成熟度アセスメント、人材育成の文脈で最も使われる型です。弱い軸に対して具体的な打ち手を提案できるため、そのまま商材の提案につなげやすいのが実務上のメリットになります。

設計時は、軸を3〜5個に絞ることが重要です。軸が増えるほど必要な設問数が膨らみ、離脱率が跳ね上がります。

ロジック3:結果加算型|最も高い軸のタイプを提示する

複数軸にポイントを加算したうえで、最高得点だった軸に対応する結果を1つ表示するロジックです。「あなたは“戦略家タイプ”です」といった、分かりやすい一言の結論を返せます。

性格診断、適職診断、商品レコメンドとの相性が良く、結果パターン数を4〜8程度に抑えられるためコンテンツ制作の負荷も現実的です。

注意点は、結果の偏りです。テスト段階で必ず各パターンの出現率を確認し、特定の結果に7割以上が集中するようなら配点を調整してください。

ロジック4:組み合わせ型|16タイプ型で高い没入感を生む

複数軸の要素を掛け合わせて結果を導くロジックです。4軸×各2要素なら16パターンという具合に、少ない軸数で多くの結果を生成できます。MBTI型の診断が代表例です。

結果の解像度が高く「よく当たっている」と感じてもらいやすいため、シェア率が最も高くなりやすいロジックといえます。話題化を最優先する企画では第一候補です。

一方で、16パターン分の結果コンテンツ(説明文・画像・レコメンド)を制作する必要があり、ライティングとデザインの工数が一気に膨らむ点は必ず見積もりに織り込んでください。

ロジック5:チャート型(分岐)|ストーリー性で離脱を防ぐ

回答に応じて次の設問が分岐し、たどり着いた先が結果になるフローチャート形式のロジックです。YES/NOで明確に分類できる診断や、ストーリー仕立ての診断に向いています。

ユーザーごとに聞く内容を変えられるため、「自分に関係のない設問」を踏ませずに済むのが最大の利点です。結果として完了率が高くなりやすい傾向があります。

ただし分岐が深くなるほど設計図の管理が難しくなります。分岐は3階層程度までにとどめ、必ずフロー図に落としてから実装することをおすすめします。

▼ロジック設計をより詳しく知りたい方はこちら
👉 診断コンテンツのロジックや形式を解説|作成時のポイントも紹介

診断コンテンツの作り方7ステップ

診断コンテンツは「思いつきで作る」と、ほぼ確実に成果が出ません。目的設計から効果測定までを7ステップに分解し、順番どおりに進めるのが最短ルートです。

STEP1:目的とKPIを1つに絞る

「認知拡大」「リード獲得」「購買促進」のどれを狙うのかを、1つに絞って定義します。3つ全部を狙った診断は、結果的にどれも達成できません。

目的が決まったら、診断実施数・完了率・シェア数・リード件数・CVRなど、測定するKPIと目標値を先に置きます。目的が曖昧なまま作ると、公開後に評価も改善もできなくなります。

STEP2:ターゲットとインサイトを定義する

誰に、どんな状態で受けてほしいのかを具体化します。BtoBであれば「役職・部門・企業規模・抱えている課題」まで解像度を上げることが重要です。

そのうえで「この人は何にモヤモヤしているか」というインサイトを1文で言語化してください。このインサイトが、そのまま診断のタイトルとリード文になります

STEP3:企画とテーマを決める

目的に沿って企画案を3つほど出し、最適なものを選んでブラッシュアップします。商材をそのまま扱うより、「メイクが落ちる→恋に落ちる」のように一ひねり加えると、関心の薄い層まで巻き込めます。

この段階で、設問数・結果パターン数・使用するハッシュタグ・展開チャネルまで固めておくと、後工程の手戻りが激減します。

STEP4:ロジックとシナリオを組む

診断の核となる工程です。最終的な結果タイプを最下層に置き、そこから逆算して質問を組み立てる「ピラミッド型」で設計すると、最小限の設問で結果まで導けます。

前章の5つのロジックから最適なものを選び、選択肢ごとの重みづけを調整してください。各結果に偏りが出ないかを、必ず仮データでシミュレーションします。

STEP5:結果コンテンツとクリエイティブを作る

各結果タイプについて、特徴・強み・つまずきやすい点・おすすめアクションを、簡潔かつ自分ごと化しやすい文章で用意します。

アイキャッチと結果ごとのビジュアル、そしてOGP画像を準備し、シェアしたくなる見せ方を意識してください。商品紹介は宣伝色を抑え、あくまで「あなたに役立つ情報」として提示するのが鉄則です。

STEP6:実装・テスト・公開する

ノーコードツールまたはコーディングで実装します。公開前には全結果パターンの表示確認、スマホ実機での操作確認、フォーム送信テスト、シェア時のOGP表示確認を必ず実施してください。

特にOGPは、公開後に修正してもキャッシュが残るため事後対応が難しい項目です。公開前チェックリストに必ず含めましょう

STEP7:効果測定と改善サイクルを回す

公開後はKPIをモニタリングし、「どの設問で離脱が多いか」「どの結果でCVRが低いか」を軸に改善します。設問単位の離脱率が見られるツールを選んでおくと、この工程の精度が段違いになります。

改善は一度に複数を変えず、設問文・選択肢・結果ページのCTAを1つずつ検証するのが定石です。診断は公開してからが本番だと考えてください。

▼作り方の詳細な手順書が必要な方はこちら
👉 0からわかる診断コンテンツ作成ガイド(無料ダウンロード)

自社に合う診断コンテンツの選び方7つのポイント

16種類の中からどれを選ぶべきか。判断に迷ったときは、次の7つの問いに順番に答えることで自然と絞り込めます。

ポイント1:目的を「認知拡大」か「獲得」かで二分する

診断の目的は、大きく「認知拡大・拡散」と「リード獲得・購買促進」に分かれます。前者はシェアされやすさを、後者は結果から購入・問い合わせへの導線を最優先に設計します。

この2つは設計思想が正反対です。拡散型は設問を短く・軽く、獲得型は設問を深く・具体的に。目的を1つに定めることで、企画・テーマ・チャネル選定のすべてが一貫します。

ポイント2:ターゲットとテーマの相性で判断する

ターゲット像を具体化し、その層が「やってみたい」と感じるテーマを選びます。一般に診断は女性ユーザーの参加率が高く、美容・ファッション・ライフスタイル系と好相性です。

BtoBであれば、エンタメ性より「実務上のメリットが一目で伝わるテーマ」が有効です。「課題診断」「成熟度診断」のように、答えることで仕事が前に進む設計が刺さります。

ポイント3:取得したいデータから逆算する

最終的にどんなユーザーデータ(属性・課題・購買意向など)を得たいかを先に決め、それを引き出す設問から診断を組み立てます

あわせて、データ活用の出口——CRM連携、メール配信セグメント、営業へのパス——まで描いておくことが成果を分けます。出口が描けないデータは、取っても使われません

ポイント4:運用プラットフォームを決める

Webサイト・LINE・Instagram・Xのどこで展開するかによって、最適な診断形式は変わります。

リード獲得重視ならフォーム連携しやすいWeb、拡散重視ならSNS、継続接触重視ならLINEという整理が基本です。特にLINEは、診断後の友だち追加によって継続的な配信基盤を作れる点が強力です。

ポイント5:内製か外注かをリソースで判断する

スピードとコストを両立したいならノーコードツールでの内製、凝った演出やオリジナル開発が必要なら制作会社への外注が選択肢になります。

まずツールで小さく始め、効果を確認してから投資を拡大するのが最も失敗しにくい進め方です。初回から数百万円の外注に踏み切ると、検証前に予算を使い切ってしまいます。

ポイント6:運用体制と更新頻度を見積もる

診断は公開後の改善で成果が伸びるコンテンツです。誰が数値を見て、誰が設問を直すのかを事前に決めておく必要があります。

担当者が兼務で改善に手が回らない見込みなら、難易度「低」の型を選び、更新頻度を落としても機能する設計にしておくのが賢明です。

ポイント7:法務・コンプライアンス上のリスクを確認する

種類によっては、公開前の法務確認が不可欠です。該当しそうな論点を事前に洗い出しておくことで、公開直前の差し戻しを防げます。

確認すべき4つの論点

論点1:薬機法・健康増進法。健康・体質診断や美容系の診断では、効果効能を断定する表現が規制対象になります。

論点2:景品表示法。診断結果とセットでプレゼントやクーポンを提供する場合、景品規制の上限に注意が必要です。

論点3:個人情報保護法。メールアドレスや所属企業を取得する以上、利用目的の明示と同意取得の導線は必須になります。

論点4:既存フレームの権利関係。MBTIをはじめとする心理検査には商標・ライセンスが存在します。名称をそのまま使わず、独自の呼称に置き換えるのが安全です。

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成果を高める診断設計8つのコツ

同じ種類の診断でも、細部の設計次第で完了率とCVRは大きく変わります。現場で再現性の高い8つのコツを押さえておきましょう。

コツ1:質問数は4〜6問を基本にする

設問が多すぎると離脱が増え、少なすぎると「これで何が分かるの?」と納得感が下がります。集中力が途切れにくい4〜6問が、満足度と完了率のバランスが取れた目安です。

ただしBtoBの課題診断や成熟度診断は例外で、回答者の目的意識が高いぶん10問前後まで許容されます。ターゲットの本気度に応じて調整してください。

コツ2:最初の1問を最も答えやすくする

離脱が最も起きるのは1問目です。誰でも即答できる軽い設問を最初に置くことで、「もう始まっている」という状態を作れます。

逆に、1問目に個人情報や重い設問を置くのは最悪手です。心理的コミットメントが積み上がってから、重い設問へ進む順序を徹底しましょう。

コツ3:進捗バーで残りの手数を可視化する

「あと何問で終わるのか」が分からない状態は、離脱の大きな要因になります。進捗バーや「2/5問目」の表示があるだけで、完了率は目に見えて改善します。

コツ4:答えやすい選択肢設計にする

「はい/いいえ」の二択ではなく、「どちらかといえばそう思う」など含みを持たせた表現にすると、回答しやすくなります。

選択肢は3〜4個が上限です。5個以上並ぶと比較の負荷が上がり、迷った末に離脱という結果を招きます。

コツ5:シェアしたくなる結果を設計する

「私ってこういう人」という自己表現を代弁する内容にし、少しの自虐や意外性を加えると親近感が増し、シェアされやすくなります。

結果テキストは、褒める要素7割・課題提起3割が目安です。否定から入る結果は、ほぼ確実にシェアされません

コツ6:シェア導線とOGPを作り込む

シェアボタンの設置位置、シェア時に表示される画像と文言——ここまで設計して初めて拡散効率が変わります。

結果タイプごとに個別のOGP画像を用意するのが理想です。全結果で同じ画像を使うと、タイムライン上での訴求力が大きく落ちます。

コツ7:結果ページに次のアクションを必ず置く

商品ページ、資料請求、LINE登録、無料相談——診断後の導線を用意してこそ成果につながります

置くCTAは1〜2個に絞るのが鉄則です。選択肢が多いほど、ユーザーは何も選ばずに離脱します。結果タイプに応じてCTAを出し分けられると、さらに精度が上がります。

コツ8:ゼロパーティデータの取得項目を絞る

入力項目が多いほど離脱を招きます。本当に必要なデータだけに絞り、「診断結果」という価値との交換関係を明確にしてください。

フォームは結果表示の直前ではなく、簡易結果を先に見せてから詳細レポートの条件として提示する設計にすると、離脱を抑えつつ取得率を保てます。

▼回答率を高める設計テクニックをさらに知りたい方はこちら
👉 ユーザーからの回答率の高いアンケートの作り方【6つのコツ】

診断結果データの分析・マーケティング活用5つの方法

診断は「作って終わり」ではありません。集めたゼロパーティデータをどう回すかで、投資対効果は何倍にも変わります。

活用1:ゼロパーティデータとして蓄積・セグメントする

診断で得た属性・興味関心・課題データをCRMやMAツールへ連携し、ユーザーをセグメント化します。「〇〇タイプ」ごとに最適なメッセージを出し分けることで、以降のコミュニケーション精度が一段上がります。

重要なのは、診断結果を単なるログではなく「顧客属性フィールド」として保存すること。後から抽出条件に使えなければ、データは死蔵されます。

活用2:結果タイプ別にナーチャリングシナリオを分岐させる

診断結果のタイプごとにメール・LINEのシナリオを分け、各層の関心に沿った情報を配信します。一律配信より開封率・クリック率が高まり、商談・購買への引き上げがスムーズになります。

最初から全タイプ分のシナリオを作る必要はありません。ボリュームの大きい上位2〜3タイプから着手し、効果を見て拡張するのが現実的です。

活用3:離脱ポイントを分析してコンテンツを改善する

「どの結果に偏りが出たか」「どの設問で離脱したか」を分析することで、ユーザーのニーズやつまずきポイントが可視化されます。

離脱が集中する設問は、たいてい「答えにくい」か「関係ないと感じられた」のどちらかです。設問文の言い換えや選択肢の追加で、多くのケースは改善できます。

活用4:営業・カスタマーサクセスへ連携する

BtoBの課題診断であれば、結果を営業へ共有し、リードの温度感に応じたフォローが可能になります。診断は、マーケティングと営業をつなぐ共通言語として機能します。

「診断で〇〇に課題があると回答した企業」というリストは、そのままインサイドセールスのトークスクリプトの起点になります。架電の初速と接続後の会話品質が同時に上がるのが実務上の効果です。

活用5:商品開発・サイト改善のインプットにする

診断データは、マーケティング施策だけでなくプロダクト側の意思決定にも使えます。「想定外のタイプに回答が集中した」という事実は、ターゲット仮説の修正材料になります。

定期的に集計し、四半期ごとにインサイトをレポート化して社内共有する運用にすると、診断は継続的な顧客理解の装置へと育ちます。

▼データ活用の設計をテンプレートで進めたい方はこちら
👉 ヒアリングシート作成ガイド(マーケティングリサーチ編)

診断コンテンツの費用相場と作成方法の比較

「実際いくらかかるのか」は、種類選びと同じくらい重要な判断材料です。作成方法ごとの費用感と特徴を整理します。

作成方法別の費用相場

作成方法 費用相場 公開までの期間 特徴
制作会社へ外注 約100〜400万円 2〜4か月 ロジック・デザイン・拡散施策まで一括対応。完成度は高いが高コスト
診断専用ツール(有料) 月額数千円〜 数日〜2週間 テンプレートで手軽に作成。外部連携・分析機能も充実
汎用フォーム(無料) 無料 1〜3日 手軽だがデザイン・分岐・分析に制約あり
自社開発(内製) 人件費に依存 1〜3か月 自由度は最大だが、改修のたびに開発リソースが必要

制作会社へ外注する場合、ロジックの複雑さ・結果パターン数・デザインやイラストの有無によって金額が変動します。概ね100〜400万円が相場です。

一方、診断専用ツールなら月額数千円から始められ、無料プランを用意するサービスも存在します。まずツールで検証し、勝ち筋が見えたら投資を厚くする——これが最も無駄の少ない進め方です。

ツール選定で見るべき5つの比較軸

ツールを比較する際は、以下の5点を必ずチェックしてください。

  • 操作の直感性:ノーコードで、マーケ担当者だけで設問を変更できるか
  • 診断ロジックの柔軟性:1軸・複数軸・16タイプ・分岐のどこまで対応できるか
  • テンプレートの豊富さ:業界別・目的別のひな型が用意されているか
  • 外部サービス連携:CRM・MA・スプレッドシートとノーコードでつながるか
  • 分析機能:設問単位の離脱率、結果別のCVRまで見られるか

GoogleフォームやTypeformでも自作は可能ですが、デザイン性・分岐ロジック・データ活用の面では専用ツールに分があります。特に「設問単位の離脱率が見られるか」は、改善サイクルの速度を決定づける差になります。

▼アンケート・診断ツールの選び方を体系的に知りたい方はこちら
👉 アンケートツール選び方ガイド(無料ダウンロード)

診断コンテンツの実践事例5選

実際に成果を出した診断には、共通する設計思想があります。目的の異なる5つの事例から、その勘所を読み解きましょう。

事例1:コラボ型キャラクター診断で診断回数100万回超

人気漫画とのコラボによるキャラクター診断は、認知拡大を目的に展開され、UGCが大量発生して診断回数100万回超を記録しました。

成功要因は、「コラボによる初速」と「自己表現性による継続的な拡散」を掛け合わせた点にあります。既存ファンが起点となり、その外側へ認知が広がる構造が作られていました。

事例2:商品擬人化の相性診断で応募数が約2倍に

菓子メーカーが新商品の発売に合わせ、商品の味を擬人化した相性診断を展開。通常キャンペーンの約2倍の応募数を獲得しました。

商品と診断テーマを不自然さなく結びつけた好例です。「商品を紹介する診断」ではなく「診断の中に商品が住んでいる」設計が、宣伝臭を消しています。

事例3:恋愛系オリジナル診断でLINE友だち130万人突破

恋愛スタイルを動物に例えるオーソドックスな診断が話題化し、LINEの友だち数130万人超を達成した事例です。

注目すべきは、獲得したのが一過性のPVではなく継続的な情報発信基盤だったこと。診断の出口をLINE登録に設計したことで、拡散が資産に変換されています。

事例4:BtoB課題診断で商談化率を改善

BtoB SaaS企業が「自社の課題タイプ診断」を提供し、結果レポートと引き換えにリード情報を取得。設問で取得した課題データをそのまま営業へ引き継ぐ運用を構築しました。

ホワイトペーパー単体のリードと比べ、初回商談で課題ヒアリングが済んでいる状態から始められるため、商談化率と提案スピードが改善しています。

事例5:Interviewz導入によるリード数268%向上

Interviewzを活用してヒアリング・診断フォームを導入した企業では、リード数268%向上、ヒアリングコスト90%削減、サポートコスト半減といったKPI改善が実現しています。

共通するのは、「入力させる」から「タップで答えてもらう」へ体験を作り替えた点です。フォームのUXを変えるだけで、同じ流入から取れるリード数は大きく変わります。

5つの事例に共通するのは、「ユーザーが楽しめること・役に立つこと」を最優先にしつつ、企業の目的を自然に組み込んでいる点です。作り手の都合だけを優先しないことが、結果的に成果への近道になります。

診断コンテンツならInterviewz(インタビューズ)がおすすめ!

「どの種類を選ぶか」が決まったら、次はそれを最短で形にできる環境が必要です。Interviewz(インタビューズ)は、診断コンテンツの作成・公開・データ活用までをノーコードで完結できるヒアリングDXツールです。

Interviewzが選ばれる理由

数ある作成手段の中でInterviewzが支持される背景には、「作りやすさ」と「成果への直結」を両立している点があります。具体的には次の5つです。

理由1:タップ操作で完結する高い操作性で完了率が上がる

ユーザーはテキスト入力を最小限に抑え、タップだけで直感的に回答できます。特にスマートフォンでは入力負荷が離脱の最大要因になるため、このUIが完了率に直結します。

理由2:5つのロジックすべてに対応し、種類を選ばない

単独軸・複数軸・16タイプ・分岐など、目的に応じた多様なロジックでオリジナル診断を作成できます。性格診断からBtoBの課題診断・成熟度診断まで、本記事で紹介した16種類のほぼすべてを実装可能です。

理由3:ノーコードでCRM・MAと連携できる

収集した回答は、HubSpot・Salesforce・Googleスプレッドシートなどとノーコードで連携できます。ゼロパーティデータをそのまま営業・マーケティングの現場で使える状態に届けられます。

理由4:最短1日で公開でき、改善サイクルを高速で回せる

テンプレートを活用すれば最短1日で利用開始が可能です。設問の差し替えもマーケ担当者だけで完結するため、「エンジニアの手が空くまで改善できない」という停滞が起きません。

理由5:KPI改善の実績が豊富で、成果の再現性が高い

Interviewzの導入により、リード数268%向上・ヒアリングコスト90%削減・サポートコスト半減など、多数のKPI改善を実現しています。14日間の無料トライアルで、実際の使い心地を確かめてから判断できます。

Interviewzは、総合ヒアリングツール・チャットボット・アンケートツール・カスタマーサポート・社内FAQなど、幅広い用途で活用可能です。診断コンテンツを起点に、リード獲得から顧客理解、KPI改善までを一気通貫で支援します。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 心理テストと診断コンテンツは何が違いますか?

A. 心理テストは心理学の枠組みに基づき、個人の内面を正確に理解することを主目的とします。一方、診断コンテンツは結果を自由にカスタマイズでき、ユーザーの共感やSNSシェアを生みやすいよう設計できます。

マーケティングやエンタメ用途では、導線を自在に設計できる診断コンテンツのほうが効果的です。

Q2. 診断コンテンツの制作費用の相場はどのくらいですか?

A. 制作会社へ外注する場合、ロジック・結果数・デザイン・イラストの有無により変動しますが、概ね100〜400万円が相場です。

ノーコードの診断専用ツールを使えば月額数千円から作成でき、コストを大きく抑えられます。まずツールで検証してから投資判断をするのが現実的です。

Q3. 無料ツールでも診断コンテンツは作れますか?

A. GoogleフォームやTypeformなどを使えば無料で自作は可能です。

ただしデザイン・分岐ロジック・データ活用の面で制約が多く、特に設問単位の離脱分析ができない点が改善サイクルのボトルネックになります。成果を最大化したい場合は専用ツールの利用が現実的です。

Q4. 質問数は何問が最適ですか?

A. ユーザーの集中力と納得感のバランスから、4〜6問程度が最適とされています。10問を超えると離脱が増え、2〜3問では満足度が下がりやすくなります。

ただしBtoBの課題診断・成熟度診断は、回答者の目的意識が高いため10問前後まで許容されます。ターゲットの本気度に応じて調整してください。

Q5. 診断コンテンツはBtoBでも効果がありますか?

A. 効果があります。「課題診断」や「成熟度アセスメント診断」のように、見込み顧客の悩みを可視化して最適なソリューションを提示する設計にすれば、リード獲得から商談化まで自然につなげられます。

取得データを営業へ連携すれば、初回商談の質とスピードが同時に向上します。

Q6. 診断コンテンツの効果はどのくらいで出ますか?

A. 拡散型であれば公開直後の数日〜2週間で実施数のピークが来ますが、リード獲得型は流入を積み上げる必要があるため、3か月程度を見て評価するのが妥当です。

公開後1か月は「完了率」「設問別離脱率」という中間指標で改善を回し、その後にCVRを評価する二段構えをおすすめします。

Q7. 既存のMBTIや心理検査をそのまま使ってもよいですか?

A. 推奨しません。MBTIをはじめとする心理検査には商標やライセンス条件が存在し、商用利用に制限がかかる場合があります。

フレームの考え方を参考にしつつ、名称・軸の呼び方・結果の表現はすべて自社オリジナルに置き換えるのが安全です。あわせて公開前に法務確認を通してください。

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まとめ|目的に合った診断コンテンツで成果を最大化しよう

診断コンテンツには16の種類があり、それぞれ得意とする目的(認知拡大・購買促進・リード獲得)がまったく異なります。種類選びを誤ると、どれだけ設問やデザインを磨いても成果は出ません

本記事の要点を、最後に整理します。

  • 目的は必ず1つに絞る。認知拡大と獲得は設計思想が正反対で、両取りはできません
  • BtoBなら「お悩み・課題診断」から始めるのが最短ルート。ユーザー価値と企業価値が完全に一致します
  • ロジックは5種類から選ぶ。結果パターン数が制作工数を決めるため、初回は4〜8パターンが現実的です
  • 設問は4〜6問、BtoBなら10問前後。1問目は誰でも答えられる軽さにします
  • 結果ページのCTAは1〜2個に絞る。選択肢が多いほどユーザーは何も選びません
  • 公開してからが本番。設問別の離脱率を見て改善を回せる環境を先に整えましょう
  • まずはツールで小さく検証。初回から数百万円の外注は、検証前に予算を使い切ります

診断は「作って終わり」ではなく、集めたゼロパーティデータをセグメント・ナーチャリング・営業連携へとつなげてこそ真価を発揮します。

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