• TOP
  • ブログ
  • EFOツールおすすめ13選比較|離脱を防ぐ選び方5基準を徹底解説
 

blog
診断・ヒアリングDXブログ

EFOツールおすすめ13選比較|離脱を防ぐ選び方5基準を徹底解説

SHARE

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena
  • Pocket
  • LINE

入力フォームは、広告費をかけて集めたユーザーが最後に離脱する「最大の関門」です。一般的なBtoBサイトのフォーム通過率は平均20%前後にとどまり、せっかくフォームまで到達した8割が入力途中で去っていきます。

この記事では、EFOツールおすすめ13選を初期費用・月額・タイプ別に徹底比較し、失敗しない選び方5基準、導入6ステップ、効果測定KPI、業種別の最適解までを一気に解説します。

読み終えるころには、「自社のフォームに、どのタイプのEFOツールを、いくらの予算で入れるべきか」が具体的に決まる状態になります。ツール選定に迷っているBtoB企業のマーケティング・営業・人事担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

著者情報(監修・編集)

本記事は、ヒアリングDX・フォーム最適化ソリューション「Interviewz(インタビューズ)」を提供するラーナーズ株式会社の編集部が監修しています。

EFO・CVR改善・アンケート設計の支援実績をもとに、応募フォーム導入でCVR2.7倍、サポートコスト半減などの現場知見を反映。各ツールの料金・機能は2026年6月時点で確認できる公開情報を基に編集しています(最新の正確な料金は各社公式サイトをご確認ください)。

EFOツールとは?導入前に押さえる基礎知識

EFOツールとは、Webサイトの入力フォームを最適化し、途中離脱を減らしてコンバージョン率(CVR)を高めるためのツールです。EFOは「Entry Form Optimization(エントリーフォーム最適化)」の略で、日本語では入力フォーム最適化と呼ばれます。

広告運用やSEO、LP改善に力を入れている企業ほど、この「最後の1画面」がボトルネックになっているケースが少なくありません。フォームまで到達したユーザーはすでに購買・問い合わせ意欲が最も高い層であり、ここでの1%の改善は、集客側での10%の改善よりも大きなインパクトを持ちます。

フォーム離脱が起きる本当の理由

フォーム離脱の原因は「面倒だから」の一言では片づけられません。実務で観測されるのは、入力項目数・エラー表示の分かりにくさ・スマホでのキーボード切り替え・個人情報入力への心理的抵抗という4つの要因です。

特に見落とされやすいのがエラー表示のタイミングです。送信ボタンを押した後にまとめてエラーが出る仕様だと、ユーザーは「どこを直せばいいか分からない」状態に置かれ、そこで多くが離脱します。

また、スマートフォンでは入力欄のタップ領域の狭さ、全角/半角の切り替え、ズームによるレイアウト崩れが離脱を招きます。PCで問題なく見えていても、実機のスマホで試すと明らかに使いづらい、というフォームは非常に多く存在します。

データで見るEFOの効果|1項目減らすと通過率は約2ポイント上がる

EFOの効果は感覚論ではなく、公開されている調査データで裏付けられています。WACULが自社ツール上のBtoBサイトのフォームを分析した調査によれば、フォームの入力項目数と通過率には強い負の相関があり、入力項目を1つ減らすと通過率は約2ポイント向上すると報告されています。

同調査ではフォーム通過率の平均は約20.37%、最大でも34.40%とされており、裏を返せば「フォームに到達した約8割は完了していない」のが実態です。ここに手を入れない限り、広告費をいくら積んでも成果は目減りし続けます。

さらに同調査では、広告やボタンの文言とフォーム側の文言が一致している場合、平均通過率は約21.7%、不一致の場合は約16.6%と、約1.3倍の差が生まれることも示されています。EFOは「入力補助を付ける」だけの施策ではなく、導線全体の文言・期待値をそろえる設計作業でもあるのです。

EFOツールでできること3つ

EFOツールの機能は、大きく「入力支援」「分析」「運用サポート」の3つに整理できます。この3つのうち、自社がどれを一番必要としているかを先に決めることが、ツール選定の出発点になります。

1. 入力支援・フォームカスタマイズ

郵便番号からの住所自動入力、氏名からのフリガナ自動生成、全角/半角の自動変換、リアルタイムエラー表示、残り入力項目数の可視化、離脱防止のアラート表示などが該当します。タグを1行埋め込むだけで既存フォームに機能を追加できる製品が多く、開発工数をほぼかけずに導入できる点が最大の利点です。

2. 分析・レポート

入力開始率、項目別の離脱率、エラー発生回数、入力所要時間、デバイス別の完了率などを計測します。「どの項目で、何人が、なぜ離脱したか」を特定できるため、改善の優先順位を数値で決められるようになります。ABテスト機能を備えた製品なら、改善案の効果を並行比較できます。

3. 運用サポート・改善提案

ベンダー側の担当者がレポートを読み解き、改善案の提示やフォーム設計の代行までを行うサービスです。社内に分析リソースがない企業ほど、この支援の有無が成果を左右します。ツール単体の月額が安くても、運用が回らなければ効果はゼロになるため、支援範囲は必ず事前確認してください。

EFOツールの4タイプ|自社に合うのはどれか

EFOツールは提供形態と強みによって分類できます。提供形態はASP型(クラウド型)とインストール型の2種類で、現在の主流はタグ埋め込みだけで使えるASP型です。インストール型は自社サーバーに設置するため初期費用が高い一方、ランニングコストを抑えられます。

機能改善型

入力補助機能と分析機能の網羅性で勝負するタイプです。既存フォームのデザインを大きく変えずに、離脱要因だけをピンポイントで潰したい企業に向いています。EFO CUBE、Gyro-n EFO、エフトラEFOなどが代表例です。

スマホ特化型

1画面1問のステップ形式に組み替え、スマートフォンでの入力体験を根本から作り替えるタイプです。流入の7割以上がスマホというEC・人材・美容系サイトで効果が出やすく、EFOcatsなどが該当します。

チャット・対話型

チャットボットとの会話形式で、質問に答えていくうちに入力が完了する形式です。フォーム感を消して心理的ハードルを下げられるのが強みで、BOTCHAN EFO PremiumやInterviewzが該当します。ヒアリング内容をそのまま営業データとして活用できる点も特徴です。

フォーム作成一体型

フォームそのものをツール上で作成し、EFO機能を最初から備えた状態で公開するタイプです。既存フォームがない、あるいは作り直したい企業に適しており、formrunなどが該当します。無料プランから始められる製品もあります。

▼回答率を高めるフォーム・アンケート設計のコツを知りたい方はこちら
👉 ユーザーからの回答率の高いアンケートの作り方【6つのコツ】

【一覧比較表】EFOツールおすすめ13選

まずは全13ツールを一覧で比較します。初期費用・月額料金・タイプ・特徴の4軸で整理しました。料金は2026年8月時点の公開情報にもとづく目安であり、フォーム数やPV数によって変動します。

ツール名 提供会社 初期費用 月額料金 タイプ 特徴
Interviewz ラーナーズ株式会社 0円 30,000円~ チャット・対話型 タップ操作の対話型ヒアリング。CVR2.7倍の実績、30日間無料トライアル
Form Assist 株式会社ショーケース 要問合せ 要問合せ 機能改善型 導入5,000フォーム以上。金融・大手企業の実績が豊富
Rich EFO ディーエムソリューションズ 50,000円~ 30,000円~ 機能改善型 UI設計に強み。CVR20%向上の実績
EFO CUBE 株式会社エフ・コード 無料 50,000円~ 機能改善型 26種の入力補助機能。離脱を3分類で分析、導入460社超
EFOcats 株式会社エフカフェ 300,000円~ 30,000円~ スマホ特化型 1問1画面のステップ型。大型入力フィールドでスマホ最適化
入力支援WebAPI 株式会社レムトス 33,000円 11,000円~+従量 機能改善型(API) 住所⇔郵便番号補完に特化。低価格で必要機能だけ導入可能
Gyro-n EFO 株式会社ユニヴァ・ジャイロン 無料 15,000円~ 機能改善型 導入6,000社超。22種の入力サポートと詳細分析が強み
エフトラEFO 株式会社エフ・コード 33,000円~ 55,000円~ 機能改善型 最短15分で導入。平均22%のCVR改善実績
GORILLA EFO 株式会社エフ・コード 30,000円 9,800円~ 機能改善型(低価格) 5フォーム月額9,800円。コスト重視の中小企業向け
スマートUPフォーム 株式会社Vogaro 600,000円~ 0円 インストール型 買い切りでランニングコストゼロ。位置情報機能も搭載
BOTCHAN EFO Premium 株式会社wevnal 要問合せ 要問合せ チャット型 導入600社超。運用代行までカバーするフルサポート
formrun 株式会社ベーシック 無料 0~25,800円 フォーム作成一体型 40種超のテンプレート。無料プランあり、顧客管理も可能
SiTest 株式会社グラッドキューブ 要問合せ 要問合せ 統合分析型 ヒートマップ・ABテスト・EFOを1つで実施できる統合ツール

選定の目安:コストを最優先するならGORILLA EFOやformrun、スマホ流入が中心ならEFOcats、分析の深さならEFO CUBEやGyro-n EFO、フォーム自体を対話型に作り替えて質の高いリード情報まで取りたいならInterviewzが候補になります。

▼ヒアリング・フォーム系ツールをまとめて比較したい方はこちら
👉 ヒアリングツール10選(比較資料)

EFOツールの主要機能一覧表とフォーム項目別・離脱リスク早見表

ツールを比較する前に、「自社のフォームに本当に必要な機能はどれか」を切り分けておくと、過剰なプランを契約せずに済みます。ここでは主要機能の一覧と、入力項目ごとの離脱リスクを表で整理します。

EFOツールの主要機能一覧表

分類 機能名 効果 優先度
入力支援 住所自動入力(郵便番号連動) 入力工数を大幅削減。住所項目の離脱を防ぐ ★★★
フリガナ自動入力 氏名入力から自動生成。二重入力の手間を排除 ★★★
リアルタイムエラー表示 入力中に誤りを指摘。送信後の一括エラーによる離脱を防止 ★★★
全角/半角の自動変換 「形式が違います」エラーの発生を根本から抑制 ★★☆
入力必須項目のハイライト どこを埋めるべきか一目で分かる ★★☆
離脱防止アラート ページ離脱時に確認を表示し、うっかり離脱を回避 ★☆☆
分析 項目別離脱率レポート ボトルネック項目を特定。改善優先度を決められる ★★★
入力開始率の計測 「見ただけで帰る層」の規模を把握できる ★★★
デバイス別完了率 スマホ固有の問題を切り分けられる ★★☆
ABテスト 改善案の効果を定量比較できる ★★☆
運用 改善提案・レポート解説 分析リソースがない企業でもPDCAを回せる ★★★
フォーム設計の代行 デザイン・項目設計まで任せられる ★★☆
MA/CRM連携 取得データを商談・ナーチャリングに直結できる ★★☆

フォーム項目別・離脱リスク早見表

次の表は、実務でよく設置される入力項目ごとの離脱リスクと、取るべき対策を整理したものです。「リスク:高」の項目を減らす・後ろに回す・自動化するだけでも通過率は改善します。

入力項目 離脱リスク 主な原因 推奨する対策
電話番号 営業電話への警戒心 任意化する/利用目的を項目直下に明記する
住所(都道府県~番地) 入力量が多く、スマホでは特に負担 郵便番号からの自動入力を必須で実装
フリガナ 中~高 氏名との二重入力になる 自動生成機能で実質ゼロ入力にする
自由記述の問い合わせ内容 何を書けばよいか分からず手が止まる 選択式に置き換える/プレースホルダーで例示
パスワード(会員登録時) 条件が厳しくエラーを繰り返す 条件をリアルタイム表示/SNS認証を併設
生年月日 プルダウン3連打の操作負荷 本当に必要か再検討。必要なら直接入力を許可
会社名・部署名 BtoBでは必要だが項目数が増える 法人名サジェスト機能を活用する
メールアドレス確認用 コピペ禁止仕様だと強い負担になる 確認用を廃止し、入力補助と誤字チェックで代替
氏名 抵抗は少ないが姓名分割で手間が増える 姓名を1欄にまとめる選択肢も検討
メールアドレス 必須項目として受け入れられやすい ドメイン誤入力のサジェストを実装

この表の使い方はシンプルです。まず自社フォームの項目を書き出し、「リスク:高」に該当する項目が何個あるかを数えてください。3個以上あるなら、ツール導入前に項目設計の見直しから着手したほうが、費用対効果は確実に高くなります。

EFOツールおすすめ13選を徹底解説

ここからは13ツールを個別に解説します。「どんな企業に向いているか」を各ツールの冒頭で明示していますので、自社に近い条件のものから読み進めてください。

1. Interviewz(インタビューズ)/ラーナーズ株式会社

向いている企業:問い合わせ数だけでなく、商談につながる質の高いリード情報まで取得したいBtoB企業。

Interviewzは、従来の入力フォームをタップ操作中心の対話型ヒアリングに置き換えるツールです。ユーザーは選択肢をタップしていくだけで回答が完了するため、キーボード入力の負担が大きく減り、スマートフォンでの離脱を根本から抑えられます。

単なる離脱防止にとどまらず、「予算」「導入時期」「課題」といった商談化に必要な情報を、ユーザーが負担を感じない形で自然に取得できるのが最大の特徴です。取得したデータはそのまま営業のヒアリング結果として活用でき、初回商談の質を引き上げます。

初期費用0円・月額30,000円から利用でき、30日間の無料トライアルで自社フォームでの効果を検証してから判断できます。CVRが2.7倍に改善した事例もあり、フォーム改善と情報取得を同時に進めたい企業に適しています。

2. Form Assist(フォームアシスト)/株式会社ショーケース

向いている企業:金融・保険・不動産など、入力項目が多く信頼性が重視される業界の大手企業。

導入実績5,000フォーム以上を誇る、EFOツールの草分け的存在です。入力補助機能の網羅性とサポート体制の手厚さに定評があり、複雑な申込フォームを持つ企業での採用が目立ちます。

料金は要問い合わせですが、専任担当者による分析レポートと改善提案が含まれるプランが中心です。社内に分析担当を置けない大規模サイトほど、投資対効果が読みやすい選択肢と言えます。

3. Rich EFO(リッチEFO)/ディーエムソリューションズ株式会社

向いている企業:フォームのUI・デザインから作り込みたい、Web制作会社や自社サイトを内製している企業。

Rich EFOはUI設計への踏み込みが深いのが特徴で、単に補助機能を足すのではなく、フォームの見え方そのものを最適化していきます。CVR20%向上の実績が公表されています。

初期費用50,000円~、月額30,000円~という価格帯で、デザイン改善まで含めた提案を受けたい中堅企業に適しています。既存フォームのデザインが古い、あるいはブランドイメージと合っていないと感じている場合の候補です。

4. EFO CUBE(エフオーキューブ)/株式会社エフ・コード

向いている企業:分析結果をもとに、社内で継続的にPDCAを回したい事業会社。

26種類の入力補助機能を備え、離脱を「途中離脱」「エラー離脱」「未入力離脱」の3分類で可視化できる分析力が強みです。どの原因で何人が抜けたかが分かるため、改善の打ち手が具体的になります。

初期費用無料・月額50,000円~で、導入企業は460社を超えます。フォーム数が複数あり、横断的に改善を進めたい企業に向いた設計です。

5. EFOcats(エフオーキャッツ)/株式会社エフカフェ

向いている企業:スマートフォン経由の流入が7割以上を占めるEC・人材・美容・健康食品系サイト。

EFOcatsは1問1画面のステップ型フォームに作り替えることで、スマホでの入力体験を根本から変えるツールです。入力フィールドが大きく設計されており、指での操作ミスが起きにくくなっています。

初期費用300,000円~、月額30,000円~と初期投資は大きめですが、スマホの完了率が明確なボトルネックになっている場合の改善幅は非常に大きいのが特徴です。PC中心のBtoBサイトでは効果が限定的なため、自社のデバイス比率を確認したうえで検討してください。

6. 入力支援WebAPI/株式会社レムトス

向いている企業:開発リソースがあり、必要な機能だけを最小コストで組み込みたい企業。

フルスペックのEFOツールではなく、住所⇔郵便番号の相互補完に特化したAPIです。初期費用33,000円、月額11,000円~+従量課金という価格設定で、EFO専用ツールとしては最安クラスに入ります。

分析機能や運用サポートは付属しないため、「分析は自社のGA4やヒートマップで行う。足りないのは入力補助だけ」という明確な判断ができている企業向けです。

7. Gyro-n EFO(ジャイロンEFO)/株式会社ユニヴァ・ジャイロン

向いている企業:低予算から始めつつ、分析の深さも妥協したくない中小~中堅企業。

導入6,000社超という実績を持ち、22種の入力サポート機能と詳細な離脱分析を、初期費用無料・月額15,000円~という価格で提供している点が評価されています。コストと機能のバランスに優れた選択肢です。

フォーム単位での課金体系のため、まず主力フォーム1本から試し、効果が出たら横展開するという段階的な導入がしやすい構成になっています。

8. エフトラEFO/株式会社エフ・コード

向いている企業:できるだけ早く導入して、短期間で成果を確認したい企業。

最短15分で導入完了という手軽さと、平均22%のCVR改善実績が特徴です。タグを設置するだけで既存フォームに機能が適用されるため、開発部門の工数をほぼ使わずに始められます。

初期費用33,000円~、月額55,000円~と価格帯はやや高めですが、大手企業での導入実績が豊富で、社内稟議を通しやすいという実務上のメリットもあります。

9. GORILLA EFO(ゴリラEFO)/株式会社エフ・コード

向いている企業:とにかくコストを抑えてEFOを試したい中小企業・スタートアップ。

5フォームまで月額9,800円という業界最安クラスの価格設定が最大の武器です。初期費用は30,000円で、必要十分な入力補助機能と基本的な分析機能を備えています。

高度な分析や運用代行は含まれませんが、「まずEFOに効果があるかを、小さく検証したい」というフェーズには最適です。効果が確認できたら上位ツールへ移行するという判断もしやすくなります。

10. スマートUPフォーム/株式会社Vogaro

向いている企業:長期運用が前提で、月額のランニングコストを発生させたくない企業。

自社サーバーに設置するインストール型で、初期費用600,000円~の買い切り、月額費用は0円という料金体系です。位置情報を活用した入力補助機能なども搭載しています。

3年以上の運用を想定するなら、月額型より総コストが安くなる可能性が高いのが特徴です。一方で導入時の開発工数が必要になるため、社内に技術リソースがあることが前提となります。

11. BOTCHAN EFO Premium/株式会社wevnal

向いている企業:チャット型を試したいが、社内に運用リソースがない企業。

チャットボット形式でフォーム入力を代替するツールで、導入実績は600社を超えます。シナリオ設計から効果検証までを運用代行としてカバーする体制が整っており、任せきりで改善を進められます。

料金は要問い合わせですが、D2C・サブスク・美容系など、感情的な意思決定が絡む商材との相性が良いと評価されています。

12. formrun(フォームラン)/株式会社ベーシック

向いている企業:既存フォームがない、またはフォームを一から作り直したい企業。

フォーム作成ツールにEFO機能が組み込まれた一体型で、40種類以上のテンプレートから数分でフォームを公開できます。問い合わせ対応をカンバン形式で管理する顧客管理機能も備えています。

無料プランが用意されているため、コストゼロで試せる点が大きな利点です。有料プランは月額0~25,800円で、規模に応じて選べます。

13. SiTest(サイテスト)/株式会社グラッドキューブ

向いている企業:フォームだけでなく、LPやサイト全体の改善をまとめて進めたい企業。

ヒートマップ解析、ABテスト、EFOを1つのツールで統合的に実施できるのが特徴です。フォーム到達前のLPに問題があるのか、フォーム内に問題があるのかを、同じ画面で切り分けられます。

料金は要問い合わせです。複数ツールを契約するより総コストを抑えられるケースが多く、CRO(コンバージョン率最適化)に本格的に取り組む企業に適しています。

EFOツールの料金相場と年間コストシミュレーション

EFOツールの料金は、初期費用0~60万円、月額0~5.5万円が相場です。ただし「月額いくら」だけで比較すると、フォーム数が増えたときに想定外のコストが発生することがあります。

課金体系は3種類ある

EFOツールの課金体系は、大きく「フォーム数課金型」「月額固定型」「従量課金型(PV・UU・インプレッション)」の3種類に分かれます。

フォーム数課金型は「5フォームまで月額◯円」といった形式で、中小企業向けの低価格プランに多く見られます。フォームが6本目に増えた瞬間に料金が跳ね上がるケースがあるため、将来のフォーム数を見込んで契約してください。

従量課金型は流入が増えるほど費用が上がります。広告出稿を強化する予定がある場合は、想定PVでの見積もりを必ず取得しておきましょう。

年間コストシミュレーション(フォーム1~3本の中小企業の場合)

ツールタイプ 初期費用 月額 年間総額(初年度) 2年目以降
低価格型(例:GORILLA EFO) 30,000円 9,800円 147,600円 117,600円
バランス型(例:Gyro-n EFO) 0円 15,000円 180,000円 180,000円
対話型(例:Interviewz) 0円 30,000円 360,000円 360,000円
高機能型(例:EFO CUBE) 0円 50,000円 600,000円 600,000円
インストール型(例:スマートUPフォーム) 600,000円 0円 600,000円 0円
無料プラン活用(例:formrun) 0円 0円 0円 0円

この表から読み取れる重要なポイントは2つです。1つは、インストール型は2年目以降で一気に有利になること。もう1つは、月額の差は年間で見ると数十万円規模になるため、「その差額を回収できるだけのCV増が見込めるか」を先に試算すべきだということです。

費用対効果の簡易試算式

投資判断は、次の式で概算できます。「月間フォーム到達数 × 現在の完了率 × 想定改善率 × 1件あたりの粗利」が月額費用を上回るかを確認してください。

例えば月間フォーム到達1,000件・完了率20%・改善率20%・商談化率20%・受注単価30万円・粗利率50%なら、月間の増加粗利は1,000×20%×20%×20%×30万円×50%=120万円となり、月額5万円のツールでも十分に回収可能という計算になります。

逆に、月間フォーム到達数が100件を下回る規模では、ツール費用を回収しにくくなります。その場合はまず集客側の強化か、無料ツールでの改善から始めるのが現実的です。

▼アンケート・フォーム系ツールの選定基準を体系的に整理したい方はこちら
👉 アンケートツール選び方ガイド

EFOツール導入の6ステップ

EFOツールは「入れれば効果が出る」ものではありません。導入前の現状把握と、導入後の運用設計がそろって初めて成果が出ます。ここでは実務で失敗しにくい6ステップを解説します。

STEP1:現状のフォーム数値を計測し、基準値を記録する

最初にやるべきは、改善前の数値を確定させることです。GA4やヒートマップツールを使い、フォーム到達数、入力開始数、送信完了数、デバイス別の完了率を最低4週間分記録します。

この基準値がないと、導入後に数字が動いても「ツールの効果なのか、季節要因や広告の影響なのか」を判別できません。稟議や継続判断の根拠を作る意味でも、この工程は省略しないでください。

あわせて、社内の関係者間で「何をもって成功とするか」の指標を統一しておきます。マーケ部門は問い合わせ数、営業部門は商談化数を見ているといったズレは、導入後の評価を必ず紛糾させます。

STEP2:フォームの棚卸しと項目削減を先に行う

ツールを契約する前に、現在のフォーム項目をすべて書き出し、1つずつ「本当に必要か」を問い直します。前述の通り、1項目減らすだけで通過率は約2ポイント改善するというデータがあります。

判断基準はシンプルで、「初回接触の段階で、営業が本当に使う情報か」です。使っていない項目、後から聞ける項目、CRMに既にある情報は削除または任意化の候補になります。

この工程を飛ばしてツールを入れると、「不要な項目を、便利に入力させるだけ」という本末転倒な状態になります。まず引き算、次にツール、という順番を守ってください。

STEP3:必要機能を定義し、候補ツールを3つに絞る

STEP1・2で見えた課題から、必要な機能を定義します。「スマホ完了率が低い」ならスマホ特化型、「どこで抜けているか分からない」なら分析重視型、というように課題と機能を対応させます。

候補は3つ程度に絞るのが実務上ちょうど良い数です。比較検討の時間が長引くほど、機会損失が積み上がるためです。前掲の比較表を使い、料金レンジと必須機能で機械的に絞り込んでください。

STEP4:無料トライアルで自社フォームでの効果を検証する

資料や実績値は参考情報にすぎません。自社のフォーム・自社のユーザーで検証してから決めるのが鉄則です。無料トライアルや動作テストの提供有無は、候補選定時点で必ず確認しましょう。

検証時のチェックポイントは、既存フォームのJavaScriptと競合しないか、スマホ実機で崩れないか、CRM/MAへのデータ連携が意図通り動くかの3点です。特にタグマネージャー経由で複数ツールを入れている場合、競合による不具合は頻発します。

STEP5:タグ設置・動作テスト・本番公開

ASP型であればタグを1行設置するだけで導入が完了します。公開前に、主要ブラウザ(Chrome/Safari/Edge)とスマホ実機での動作テストを必ず実施してください。

また、個人情報の利用目的の表記が適切かもこのタイミングで見直します。取得項目が増える場合はプライバシーポリシーの改訂が必要になることもあり、法務確認を挟むと安全です。

STEP6:週次でレポートを確認し、改善サイクルを回す

導入して終わりにせず、週次で項目別離脱率とエラー発生率を確認する運用を組み込みます。多くの現場では、導入後1か月で改善の兆候が見え、3か月で明確な数値効果が現れます。

改善は「最も離脱の多い1項目」から順に、1回につき1箇所だけ変えるのが原則です。同時に複数を変えると、何が効いたのか分からなくなり、次の打ち手の精度が落ちます。

▼フォームで取得した情報を、そのまま商談で使えるヒアリング設計にしたい方はこちら
👉 初回商談ヒアリングシートテンプレート(営業編)

EFOツールの選び方5基準|失敗しない判断軸

EFOツールは機能が似通って見えるため、カタログ比較だけでは決めきれません。次の5つの基準を順番に当てはめると、候補を機械的に絞り込めます。

基準1:無料トライアル・動作テストがあるか

最優先で確認すべきは、契約前に自社フォームで効果を検証できるかです。EFOツールの効果は、業種・デバイス比率・フォーム項目数によって大きく変わるため、他社実績はあくまで参考値にとどまります。

トライアルで見るべきは、CVRの数値だけではありません。既存のJavaScriptやタグマネージャーと競合しないか、CRM/MAへのデータ連携が意図通りに動くか、レポート画面が自社の担当者にとって読みやすいかを実際に触って確認してください。

トライアルが用意されていない場合でも、デモ環境での動作テストや、既存導入企業の同業種事例の提示を依頼できることがあります。ここを渋るベンダーは、導入後のサポートにも不安が残ると判断して構いません。

基準2:タイプが自社サイトの流入構造に合っているか

EFOツールのタイプ選びは、「自社サイトの流入がPC中心かスマホ中心か」で大きく分かれます。GA4でデバイス別のフォーム完了率を確認し、どちらがボトルネックかを特定してから選定してください。

スマホ完了率がPCの半分以下という状態なら、入力補助を足すより、ステップ型やチャット型に構造ごと変えたほうが改善幅は大きくなります。逆にPC中心のBtoBサイトでスマホ特化型を入れても、投資に見合う効果は得られません。

また、既存フォームを残すのか、作り替えるのかも先に決めておく必要があります。基幹システムと連携している申込フォームは作り替えのハードルが高いため、タグ追加型が現実的な選択になります。

基準3:機能とサポートの範囲が自社リソースと釣り合っているか

機能の多さは、必ずしも成果に直結しません。重要なのは「その機能を使いこなす人が社内にいるか」です。分析担当者が不在なら、高機能な分析ツールより、改善提案までしてくれるサポート付きプランのほうが成果は出ます。

確認すべきサポート範囲は、初期設定の代行、月次レポートの解説、改善案の提示、フォーム設計の代行の4点です。どこまでが標準で、どこからが有償オプションかを、見積書のレベルで明確にしておきましょう。

逆に社内にCRO担当がいる企業なら、サポートを削って機能とデータのエクスポート性を優先したほうが、コストパフォーマンスは高くなります。

基準4:欲しい情報を、必要な粒度で分析できるか

分析機能は「あるかないか」ではなく、「どの粒度まで見られるか」で比較してください。最低限必要なのは、項目別の離脱率、入力開始率、エラー発生箇所と回数、デバイス別の完了率の4つです。

加えて、データをCSVでエクスポートできるか、GA4やBIツールと連携できるかも重要です。ツール内の画面でしか見られない仕様だと、他の施策の数値と突き合わせた分析ができず、改善の打ち手が限定されます。

ABテスト機能の有無も、中長期では効いてきます。改善案を推測ではなく検証で決められる体制は、1年後の成果に大きな差を生みます。

基準5:費用対効果が試算で成立しているか

最後に、前掲の試算式で投資回収が成立するかを必ず計算します。「月間フォーム到達数 × 完了率 × 想定改善率 × 商談化率 × 受注単価 × 粗利率」が月額費用を明確に上回るかを確認してください。

このとき想定改善率は保守的に10~20%程度で置くのが安全です。ベンダー提示の最大値をそのまま使うと、稟議後に「話が違う」となりかねません。

また、契約期間の縛りと解約条件も費用対効果の一部です。年間契約が必須で途中解約できない場合、効果が出なかったときのリスクが跳ね上がります。最低利用期間は必ず確認しましょう。

▼インセンティブ設計まで含めて回答率を高めたい方はこちら
👉 Interviewzのデジタルギフト付きアンケート資料

EFOツール導入でよくある失敗5パターンと回避策

EFOツールは導入自体が簡単なぶん、「入れたけれど成果が出ない」というケースが一定数発生します。ここでは現場で頻出する失敗パターンと、その回避策を整理します。

失敗1:完了率だけを見て、原因を掘り下げていない

完了率が上がった・下がったという結果だけを追うと、「なぜそうなったか」が分からず、次の打ち手が打てません。完了率は複数の要因の合成値であり、単独では改善のヒントになりません。

回避策:入力開始率・項目別離脱率・エラー発生率の3指標をセットで確認します。完了率が横ばいでも、入力開始率が上がっていれば施策は前進しています。

失敗2:スマホ実機での検証を省略している

PCのブラウザ幅を狭めただけの検証では、キーボードの切り替え、入力欄への自動ズーム、フォーカス移動時のスクロール挙動といったスマホ固有の問題は見つかりません。

回避策:iOS・Androidの実機各1台で、実際に最後まで入力して送信するテストを必ず行います。社内の複数人に依頼して、詰まった箇所を口頭で報告してもらうと精度が上がります。

失敗3:導入のしやすさだけでツールを選んでいる

「タグ1行で入る」という手軽さは魅力的ですが、導入後に使うのは分析画面と改善提案です。ここが使いづらいと、3か月後には誰もレポートを開かなくなります。

回避策:選定時に必ず分析画面のデモを見せてもらい、実際に運用する担当者本人が操作感を確認します。稟議担当者だけで決めないことが重要です。

失敗4:部門間で成功指標がそろっていない

マーケティング部門は問い合わせ件数、営業部門は商談化率、経営層は受注金額を見ています。指標がそろっていないと、「件数は増えたが質が下がった」という水掛け論に陥ります。

回避策:導入前に「何をKPIとし、何か月後にどの水準を目指すか」を文書で合意しておきます。入力項目を減らす施策は件数と質のトレードオフを生むため、この合意は特に重要です。

失敗5:個人情報の取得目的が説明不足のまま項目を増やしている

取得項目を増やすほどユーザーの警戒心は高まります。特に電話番号は「営業電話が来るのでは」という懸念に直結し、離脱の主要因になります。

回避策:各項目の直下に利用目的を短く明記します。「ご連絡以外には使用しません」の一文があるだけで、電話番号項目の離脱率は目に見えて改善するケースがあります。プライバシーポリシーへのリンクも忘れずに設置してください。

分析・活用|導入後に必ず追うべきKPIと改善サイクル

EFOツールの価値は、導入後の運用で決まります。「何を、どの頻度で、どう判断するか」を先に決めておくことで、改善が止まらなくなります。

追うべき4つのKPIと計算式

KPI 計算式 何が分かるか 改善の打ち手
入力開始率 入力開始数 ÷ フォーム到達数 フォームを見た瞬間に帰る層の規模 項目数の削減、上部への所要時間表示、入力ステップの可視化
フォーム完了率(通過率) 送信完了数 ÷ フォーム到達数 フォーム全体の健全性 入力補助の追加、確認画面の簡素化
項目別離脱率 各項目での離脱数 ÷ その項目への到達数 ボトルネックとなっている具体的な項目 該当項目の任意化・自動入力化・後半への移動
エラー発生率 エラー表示回数 ÷ 送信試行回数 入力ルールの厳しさ・分かりにくさ リアルタイム検証、全角半角の自動変換、条件の事前明示

週次・月次で回す改善サイクル

運用は週次で数値確認、月次で施策実行のリズムが現実的です。週次では項目別離脱率とエラー発生率だけを見て、異常値がないかを確認します。所要時間は10分程度で十分です。

月次では、最も離脱の多い1項目に対して、1つだけ改善を実施します。同時に複数を変えると効果の切り分けができなくなるため、必ず1回1箇所を守ってください。ABテスト機能があるなら、2案を並行して回します。

3か月に1度は、フォーム項目そのものの棚卸しを行います。営業が実際に使っている項目、CRMで一度も参照されていない項目を洗い出し、不要な項目を削っていくことで、ツールの効果はさらに伸びます。

取得データを商談・ナーチャリングに接続する

EFOの効果は「問い合わせ件数の増加」で終わらせるべきではありません。フォームで取得した課題・予算・検討時期といった情報を営業とMAに連携することで、初回商談の質が変わります。

具体的には、取得項目に応じてリードスコアを付与し、確度の高い層には即日架電、検討段階が early な層にはナーチャリングメールを配信する、といった振り分けが可能になります。フォームは単なる入口ではなく、営業プロセスの最初の情報源として設計してください。

▼実際のヒアリング・診断コンテンツの設計例を見たい方はこちら
👉 ヒアリング&診断コンテンツの実例集

業種・課題別|EFOツールの最適な選び分け

同じEFOツールでも、業種によって最適解は変わります。自社に近いケースを起点に候補を絞ると、検討時間を大幅に短縮できます。

BtoB・SaaS・法人向けサービス

PC流入が比較的多く、件数より「商談につながる質」が重視される領域です。項目を減らしすぎると営業が困るため、機械的な削減はおすすめできません。

推奨は、対話型で心理的負担を下げつつ、必要な情報は取り切るアプローチです。Interviewzのようなヒアリング型、あるいは分析力の高いEFO CUBE・Gyro-n EFOが候補になります。

EC・通販・D2C

スマホ流入が7割を超えることが多く、会員登録と購入フォームの離脱が売上に直結します。カゴ落ち対策とセットで考えるべき領域です。

推奨はスマホ特化型のEFOcats、またはチャット型のBOTCHAN EFO Premiumです。決済情報の入力ステップまで含めた設計改善が効きます。

人材・派遣・求人

応募フォームの項目が多くなりがちで、スマホでの応募が主流という特徴があります。応募途中離脱が採用コストに直結する領域です。

推奨はステップ型・対話型で入力を分割する構成です。あわせて、応募後のヒアリング自動化まで視野に入れると、母集団形成から面談設定までの工数を圧縮できます。

金融・保険・不動産

入力項目が法令上減らせないケースが多く、信頼感の担保と入力補助の網羅性が最重要になります。

推奨はForm Assistのような大手実績が豊富で、サポート体制が厚いツールです。セキュリティ要件や個人情報の取り扱い体制も、選定条件に加えてください。

Web制作会社・代理店(クライアント案件で導入する場合)

複数クライアントのフォームを扱うため、フォーム数課金の単価と、レポートの出しやすさが判断軸になります。

推奨はGORILLA EFOのような低単価でフォーム数を確保できるツール、または統合分析型のSiTestです。クライアントへの報告資料が作りやすいかどうかを、必ずデモで確認してください。

▼Web制作の初回ヒアリングを効率化したい方はこちら
👉 Web制作ヒアリングシートテンプレート

EFOツール導入の成功事例7選

ここでは、実際にEFO施策で成果を出した企業の事例を紹介します。自社と近い業種・課題の事例から、打ち手のヒントを探してください。

1. 株式会社ローソン銀行|口座開設フォームの離脱を改善

金融サービスの口座開設フォームは、本人確認に関わる入力項目が多く、離脱が起きやすい典型です。同社では入力補助機能とリアルタイムエラー表示の導入により、途中離脱の削減に取り組みました。

この事例のポイントは、項目自体は減らせない前提で、入力の「負担」だけを下げた点にあります。法令要件で項目削減ができない業界でも、EFOが有効であることを示しています。

2. 株式会社オークローンマーケティング|通販フォームのスマホ最適化

通販事業では、スマートフォンからの購入完了率が売上を左右します。同社は入力フィールドの拡大と入力ステップの見直しにより、モバイル経由の完了率を改善しました。

学べるのは、PCとスマホで別々にKPIを設定し、それぞれに合った改善を打つという考え方です。全体平均だけを見ていると、スマホ側の問題は数字に埋もれてしまいます。

3. 株式会社ユーティル|BtoBリードの質を落とさずに件数を増加

Web制作マッチング事業を展開する同社では、問い合わせ件数と、営業が使えるヒアリング情報の両立が課題でした。対話型のヒアリング設計により、負担を増やさずに必要情報を取得する構成へ変更しています。

この事例が示すのは、BtoBにおける「項目削減の落とし穴」です。件数だけを追って項目を削ると、営業側の工数が増えて全体の生産性はむしろ下がります。

4. スタッフサービス|応募フォームの入力負担を軽減

人材派遣領域では、応募フォームの項目数が母集団形成のボトルネックになります。同社は入力支援機能の導入により、応募完了までの離脱を抑制しました。

ポイントは、応募のハードルを下げたうえで、詳細情報は登録後のヒアリングで取得するという二段構えの設計です。1つのフォームですべてを聞こうとしないことが成果につながります。

5. 山陰合同銀行|地方銀行のWeb申込導線を改善

地域金融機関では、幅広い年齢層が利用するため、入力ルールの分かりにくさが特に大きな障壁になります。同行では入力補助とエラー表示の改善を通じて、Web申込の完了率向上に取り組みました。

この事例から学べるのは、ターゲットのITリテラシーを前提に置いた設計の重要性です。デジタルに不慣れな層が多いほど、EFOの効果は大きくなります。

6. 株式会社トライトキャリア|医療・介護分野の応募導線を最適化

医療・介護の人材紹介では、スマートフォンからの応募が中心です。同社はフォームのステップ分割と入力補助の導入により、応募完了率の改善を実現しています。

注目すべきは、1画面あたりの質問数を絞ることで、心理的な「終わりが見える」感覚を作った点です。進捗バーの設置も、完了率改善に寄与する定番施策です。

7. 株式会社クオリティナンバーワン|住宅系サービスの問い合わせを増加

住宅・リフォーム領域では、検討期間が長く、初回問い合わせのハードルが高いのが特徴です。同社は診断・ヒアリング型のコンテンツを入口に据えることで、問い合わせ数の増加につなげました。

ここでの学びは、「問い合わせフォーム」ではなく「診断コンテンツ」として入口を再定義するという発想です。ユーザーにとっての心理的ハードルが下がり、結果として取得できる情報量も増えます。

▼診断コンテンツを入口にしたリード獲得の設計を知りたい方はこちら
👉 0からわかる診断コンテンツ作成ガイド


👉 5ステップでできる診断コンテンツの作り方

迷ったらここから|ヒアリング型ソリューション「Interviewz(インタビューズ)」

ここまで13ツールを比較してきましたが、「離脱を減らしたい。でも、営業に必要な情報は削れない」という葛藤を抱えているBtoB企業は少なくありません。この二律背反を解く選択肢が、対話型ヒアリングツールのInterviewzです。

Interviewzは、従来の入力フォームを選択肢をタップしていくだけの対話形式に置き換えます。ユーザーの体感負担を下げながら、課題・予算・検討時期といった商談化に直結する情報を取得できる設計です。

Interviewzが「フォーム離脱」と「情報不足」を同時に解決できる理由

理由1:キーボード入力を最小化し、スマホ離脱を根本から抑える

フォーム離脱の最大要因はキーボード入力の負担です。Interviewzは質問への回答をタップ選択中心に設計するため、スマートフォンでの入力ストレスがほぼ発生しません。全角/半角の切り替えや入力エラーによる離脱も構造的に起きにくくなります。

理由2:1問1画面の対話形式で、心理的ハードルを下げる

長大なフォームを見た瞬間に離脱するユーザーは想像以上に多く存在します。1つずつ質問が現れる対話形式なら、全体量が見えないため「まず1問だけ」と回答が始まりやすくなります。回答が進むほど完了へのコミットメントも高まります。

理由3:分岐設計で、必要な人にだけ必要な質問を出せる

従来のフォームは全員に同じ項目を見せるため、どうしても項目数が最大公約数的に膨らみます。Interviewzは回答内容に応じて次の質問を分岐させられるため、一人あたりの実際の回答数を抑えながら、必要な情報だけを深く取得できます。

理由4:取得データがそのまま営業のヒアリング結果になる

フォームで得た情報が「氏名・会社名・メールアドレス」だけでは、営業は初回商談でゼロからヒアリングを始めることになります。Interviewzなら課題・予算・導入時期・意思決定者といった情報を事前に取得できるため、初回商談の質と成約率が変わります。

理由5:初期費用0円・30日間の無料トライアルで、リスクなく検証できる

初期費用は0円、月額30,000円から利用可能です。30日間の無料トライアルで、自社のフォームでの効果を実データで確認してから本契約を判断できます。CVRが2.7倍に改善した事例もあり、検証のハードルは限りなく低く設計されています。

▼まずは実際の操作感を体験したい方はこちら
👉 インタビューズ無料ヒアリングデモ

▼機能・料金・導入事例をまとめて確認したい方はこちら
👉 インタビューズサービス概要資料

よくある質問(FAQ)

Q1. EFOツールを導入すると、どれくらいで効果が出ますか?

A. 一般的には導入から1か月程度で改善の兆候が見え、3か月で明確な数値効果が現れるケースが多くなっています。ただしフォームへの月間到達数が少ないと統計的に判断できるまで時間がかかるため、月間100件未満の規模では6か月程度を見込んでください。効果判定を正しく行うには、導入前4週間分の基準値を必ず記録しておくことが前提です。

Q2. 無料のEFOツールだけで改善できますか?

A. formrunのように無料プランを提供しているツールもあり、小規模なら無料での改善は十分可能です。ただし無料プランでは項目別離脱率などの詳細分析が制限されることが多く、「どこを直せばいいか」の特定が難しくなります。まず無料で始め、改善の余地が数値で見えてきた段階で有料プランへ移行する、という進め方が現実的です。

Q3. 既存のフォームを作り直さずに導入できますか?

A. ASP型のEFOツールであれば、タグを1行埋め込むだけで既存フォームに機能を追加できます。開発工数はほぼ不要で、最短15分程度で導入できる製品もあります。ただしステップ型やチャット型に構造ごと変えるタイプは、フォームの作り替えが前提となります。基幹システムと連携している申込フォームの場合は、タグ追加型を選ぶのが安全です。

Q4. 入力項目は減らしたほうがよいのでしょうか?

A. 通過率だけを見れば、項目を減らすほど改善します(1項目減で約2ポイント向上という調査結果があります)。ただしBtoBでは、項目を削りすぎると営業が使えない低質なリードばかりが増え、全体の生産性が下がるリスクがあります。判断基準は「初回接触の段階で営業が実際に使う情報か」です。使わない項目は削り、必要な情報は分岐設計や対話形式で負担を下げて取得するのが最適解です。

Q5. EFOツールとMA・CRMは連携できますか?

A. 多くのEFOツールがCSVエクスポートやAPI連携に対応しており、SalesforceやHubSpotなどのMA/CRMへデータを渡せます。ただし連携方式(リアルタイム/バッチ)や、渡せる項目の範囲は製品によって差があります。取得データを商談プロセスに接続する予定があるなら、選定時にトライアル環境で実際に連携テストを行い、意図通りのデータが渡るかを確認してください。

Q6. どのタイプのEFOツールを選べばよいか、判断がつきません

A. まずGA4でデバイス別のフォーム完了率を確認してください。スマホの完了率がPCの半分以下ならスマホ特化型・対話型、両方とも低いなら分析重視の機能改善型、そもそも入力開始率が低いなら項目数の削減が先です。予算に迷う場合は、月額1万円前後の低価格ツールで効果の有無を検証してから、上位ツールへ移行する段階的アプローチをおすすめします。

EFO・CVR改善(直接的な関連)

アンケート設計・作成

ヒアリング・営業活用

分析・調査レポート

顧客満足度・CX

回答率向上・インセンティブ

診断コンテンツ・ナーチャリング

情報収集・周辺ツール

まとめ|EFOツール選びの次アクション

EFOツールは、広告費を増やさずにコンバージョンを増やせる、投資対効果の高い施策です。ただし「入れれば効く」ものではなく、導入前の現状把握と導入後の運用設計がそろって初めて成果につながります。

本記事の要点を整理します。

  • フォーム通過率の平均は約20%。到達した8割は完了していないのが実態
  • 入力項目を1つ減らすと通過率は約2ポイント向上。ツール導入前に項目の棚卸しを
  • ツールは4タイプ(機能改善型/スマホ特化型/チャット・対話型/フォーム作成一体型)。流入デバイス比率で選び分ける
  • 料金相場は初期0~60万円、月額0~5.5万円。フォーム数課金型は将来のフォーム数に注意
  • 選び方は5基準(トライアルの有無/タイプの適合/サポート範囲/分析の粒度/費用対効果の試算)
  • 追うべきKPIは4つ(入力開始率/完了率/項目別離脱率/エラー発生率)。週次確認・月次改善で回す
  • BtoBは項目削減のしすぎに注意。件数だけを追うとリードの質が落ち、全体の生産性はむしろ下がる

次にやるべきことは明確です。まずGA4で「フォーム到達数・入力開始数・送信完了数・デバイス別完了率」を4週間分記録し、自社のボトルネックを特定してください。そのうえで本記事の比較表から候補を3つに絞り、無料トライアルで検証すれば、選定の失敗はほぼ避けられます。

「離脱は減らしたいが、営業に必要な情報は削れない」という課題をお持ちなら、対話型ヒアリングという選択肢もあわせて検討してみてください。初期費用0円・30日間の無料トライアルで、自社のフォームでの効果を実データで確認できます。

▼サービスの機能・料金・導入事例を確認する
👉 インタビューズサービス概要資料

▼無料で試してみる
👉 無料トライアル資料&申し込み

▼フォーム・ヒアリング設計に使えるテンプレートを入手する
👉 ヒアリングシート/アンケートテンプレート一覧

▼その他のお役立ち資料をまとめて見る
👉 インタビューズお役立ち資料一覧

▼自社の課題に合うか個別に相談したい方はこちら
👉 インタビューズお問い合わせフォーム

Interviewz(インタビューズ)では、ヒアリング体験をDX化し、質の高い情報をスピーディーに収集、顧客・ユーザー理解を深め、サービスのあらゆるKPIの改善を可能にします。テキストタイピングを最小化した簡単かつわかりやすいUI/UXと、収集した声をノーコードで様々なシステムに連携し、ユーザーの声を様々なビジネスプロセスで活用することで、よりビジネスを加速させることが可能です。

Interviewz(インタビューズ)をご活用いただくことで以下のことが解決できます。

• 新規お問い合わせ、相談数の向上
• ヒアリングの内容の最適化から受注率の向上
• ヒアリングコスト(人件費・タイムコスト)の削減
• 既存顧客のお問い合わせのセルフ解決(サポートコストの削減)
• サービス/プロダクトのマーケティングリサーチ
• 既存顧客、従業員のエンゲージメント向上
• データ登録負荷の軽減
• サイトにおけるユーザーの行動情報のデータ蓄積

Interviewzをご利用いただいた多くのお客様で、ビジネスによけるあらゆるKPIの数値改善を可能にしています。

▼Interviewz(インタビューズ)の主な活用方法

• 総合ヒアリングツール
• チャットボット
• アンケートツール
• カスタマーサポートツール
• 社内FAQツール



Interviewzの機能一覧|総合的なヒアリング活動を網羅


Interviewzでは、下記のような総合的なヒアリング活動を支援する機能を揃えております。

以下では、まずはInterviewz(インタビューズ)を使って操作性や機能を確かめたい方向けに、無料でInterviewzをデモ体験いただくことが可能です。気になる方はぜひご体験ください。

ヒアリングDX・アンケートのデジタル化のご相談は下記より日程をご調整ください。

こちらの記事もオススメです

人気記事ランキング

お役立ち資料

カテゴリー

お気軽にご相談ください!