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LINEアンケートとLINE診断の違い|目的別の使い分け7選と併用法を解説

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LINE公式アカウントで顧客の声を集めたいものの、LINEアンケートとLINE診断の違いや使い分けが分からず、どちらから始めるべきか迷っている担当者の方も多いのではないでしょうか。

両者の役割を理解して目的ごとに使い分ければ、顧客理解と見込み顧客の獲得を同時に進められます。

そこで今回は、LINEアンケートとLINE診断の違いを比較表で整理し、目的別の使い分け7選と併用方法を解説します。

この記事を読めば、両者の定義と違いから、自社に合う選び方、併用の手順、ツール選定までを一通り理解できるようになりますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修・運営情報 

運営企業:ラーナーズ株式会社 Interviewz(インタビューズ)/ヒアリングDXブログ編集部

監修:Interviewz プロダクトチーム(ヒアリング・診断コンテンツ設計の支援実績をもとに監修)

専門領域:BtoB/BtoCのヒアリング設計、アンケートUX、診断コンテンツによるCVR改善

ノーコードの診断・ヒアリングDXツール「Interviewz(インタビューズ)」を提供し、LINE連携による診断・アンケートの設計や、回答データのCRM・MA連携を多くの企業で支援しています。本記事はLINEヤフー株式会社の公開情報とLINE公式アカウントの仕様を確認したうえで、現場の実務知をもとに執筆しています。

LINEアンケートとLINE診断の違いとは

LINEアンケートとLINE診断は、どちらも「LINE上で質問に答えてもらう」という点では同じ仕組みに見えます。しかし、誰のための質問なのか、回答者に何を返すのかという設計思想がまったく異なります。まずはそれぞれの定義を確認し、違いの本質を押さえておきましょう。

LINEアンケートとは

LINEアンケートとは、どのような手法を指すのでしょうか。LINEアンケートとは、企業が知りたいことを、LINEを通じて回答者に質問し、回答を回収する調査手法のことです。

代表的な実施方法は、LINE公式アカウントの管理画面に標準搭載されている「リサーチ機能」、グループトークの「投票機能」、LINEヤフー株式会社が提供する有料の調査サービス「LINEリサーチ」、そして外部のアンケートツールとの連携の4つです。LINEの国内月間利用者数は2025年12月末時点で1億人を超えたとLINEヤフー株式会社が発表しており、メールやWebフォームよりも回答に到達しやすいチャネルとして定着しています。

主役はあくまで企業側の「知りたいこと」であり、顧客満足度や商品ニーズなど、意思決定に必要な情報を集める目的で使います。作り方の詳細はLINEアンケートの作り方7ステップで解説しています。

LINE診断とは

一方のLINE診断は、何を目的とした仕組みなのでしょうか。LINE診断とは、回答者がいくつかの質問に答えると、その内容に応じて「◯◯タイプ」のような結果やおすすめ商品が返ってくるコンテンツのことです。性格診断、肌タイプ診断、適職診断、最適プラン診断などが典型例です。

作り方は、LINE公式アカウントの応答メッセージとカードタイプメッセージを組み合わせる簡易的な方法から、Lステップや診断Botなどの拡張ツール、Interviewzのような診断作成ツールを使う方法まで幅があります。主役は回答者側の「自分のことを知りたい」という欲求であり、その結果として企業は回答者の属性や悩みを自然に把握できます。基本的な仕組みはLINE診断コンテンツとは?仕組みとメリット、作り方を徹底解説にまとめています。

一言でいえば「聞く」のがアンケート、「返す」のが診断です

両者の違いを最も短く表すと、どうなるでしょうか。アンケートは企業が回答を受け取って終わる「一方向の調査」であり、診断は回答者に結果を返す「双方向の体験」です。

この違いが、回答する動機、拡散のされ方、集まるデータの性質、その後のマーケティング活用まで、すべてに影響します。アンケートは回答者にとって「協力」であるため、クーポンなどのインセンティブ(回答の動機づけとなる特典)がないと回答率が伸びにくい傾向があります。診断は回答そのものが「楽しみ」になるため、特典がなくても回答され、SNSや口コミでシェアされることもあります。

まずは自社の施策が「企業が知りたいこと」を起点にしているのか、「顧客が知りたいこと」を起点にしているのかを確認すると、どちらを選ぶべきかが見えてきます。

 
観点 LINEアンケート LINE診断
起点 企業が知りたいこと 顧客が知りたいこと
情報の流れ 回答者から企業への一方向 回答と結果が行き来する双方向
回答者の体験 調査への協力 自分に役立つ結果を得る体験

【比較表】LINEアンケートとLINE診断の違いを10項目で比較

ここでは、実務で判断材料になる10項目で両者を比較します。費用や実装の手間だけでなく、集まるデータの性質やその後の活用方法まで並べると、自社に合う手法を判断しやすくなります。

 
比較項目 LINEアンケート LINE診断
主な目的 顧客満足度・ニーズの把握、意思決定の根拠づくり 友だち追加、商品提案、見込み顧客の獲得と育成
回答者の動機 協力・特典(クーポン等) 好奇心・自分ごとの結果
回答者へのリターン 原則なし(特典で補う) 診断結果・おすすめ情報
主な対象 既存の友だち・既存顧客 既存の友だち+これから友だちになる見込み客
拡散性 低い 高い(結果をシェアしたくなる)
設問数の目安 3〜5問 5〜10問(分岐で体感負担を軽減)
集まるデータ 評価・意見・満足度(集団の傾向) 属性・悩み・好み(個人の特徴)
回答者の特定 標準のリサーチ機能では不可(匿名) ツール次第でLINEユーザーIDと紐づけ可能
その後の活用 改善施策・商品開発・社内報告 セグメント配信・個別提案・ナーチャリング
始めやすさ 標準機能なら無料・最短10分程度 簡易版は無料、本格運用はツール導入が前提

表の中で特に判断を分けるのは、「回答者へのリターン」と「その後の活用」の2項目です。以下で、違いが大きい項目を個別に解説します。

目的の違い:意思決定のための調査か、関係づくりの入口か

同じ質問形式なのに、なぜ目的がこれほど分かれるのでしょうか。アンケートは「新メニューを継続するか」「サポート体制のどこを改善するか」といった社内の意思決定に使う情報を集めるための手段です。集計結果は会議資料や改善計画に直結します。

診断は「肌の悩みを入口に、合う商品を提案する」「職種タイプを入口に、求人を紹介する」といった顧客との関係を始めるための入口として機能します。目的を取り違えると、診断なのに結果が薄くて回答者が満足しない、アンケートなのに分岐が複雑で集計できないといった失敗が起こります。施策を企画する段階で「この回答は誰が何に使うのか」を1文で書き出しておくと、目的のブレを防げます。

回答者の動機とリターンの違い

回答率を左右する動機は、両者でどう異なるのでしょうか。アンケートの回答は回答者にとって手間であり、平均的な回答率は10〜20%程度にとどまるといわれます。そのため、クーポンやデジタルギフト(メールやLINEで送れる電子の商品券)などの特典で動機を補う設計が基本になります。

診断では、回答の対価として「自分に関する結果」がすぐに返ってきます。公開されている事例では、LINEのリッチメニュー(トーク画面下部に常時表示されるメニュー)に職種タイプ診断を設置し、選択式で5問答える形式にしたところ、利用者の40〜50%が最後まで回答したケースも紹介されています。回答率を上げたいのにアンケートの特典予算が限られる場合は、診断形式に置き換えられないかを検討する価値があります。

集まるデータの違い:集団の傾向か、個人の特徴か

集まるデータは、どのように使い道が分かれるのでしょうか。アンケートで得られるのは「満足度の平均は5段階で3.8」「改善要望の32%は待ち時間」といった集団としての傾向データです。全体像を把握し、優先順位を決める場面に適しています。

診断で得られるのは「乾燥肌で、予算は月3000円以内、夜のケアを重視」といった1人ひとりの特徴データです。こうした、顧客が自ら意図的に企業へ提供した情報をゼロパーティデータと呼びます。ゼロパーティデータは推測を含まないため、セグメント配信(属性や行動で配信対象を絞り込むこと)の精度を高める材料になります。詳しくはLINEはゼロパーティデータの宝庫|診断で集めて活用する方法を解説を参照してください。

回答者の特定とフォローの違い

回答した人に個別のフォローはできるのでしょうか。LINE公式アカウントの標準のリサーチ機能は、氏名やLINEの表示名を取得しない匿名調査の仕様です。率直な意見が集まりやすい反面、「不満を書いた人へのフォロー」はできません。

診断は、ツールによっては回答とLINEユーザーID(LINE公式アカウントごとに割り振られる利用者の識別子)を紐づけられます。誰がどの結果になったかが分かれば、結果ごとにメッセージを出し分けたり、見込み度の高い人だけに営業連絡を入れたりできます。アンケートでも個別フォローが必要な場合は、ユーザーIDを取得できる外部ツールを選ぶ必要がある点に注意してください。

拡散性と入口の違い

新しい友だちを増やす力には、どれほど差があるのでしょうか。アンケートは基本的に既存の友だちへ配信するものであり、友だち数がそのまま回答の母数の上限になります。

診断は結果画面をSNSや友人間で共有したくなる性質があり、LINE広告やWebサイトの診断LP(診断を入口にしたランディングページ)から友だち追加へつなげる導線にも使えます。友だち数がまだ少ない段階では、アンケートを先に配信しても回答数が集まりにくいため、診断で母数を増やしてからアンケートを実施する順番が効率的です。友だち追加施策はLINEの友だちを増やす方法18選で詳しく解説しています。

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LINEアンケートが向いているケースと注意点

LINEアンケートは、既存顧客の声を早く・安く・多く集めたい場面で力を発揮します。ここでは向いているケースと、標準機能で実施する際に押さえておくべき注意点を整理します。

  • 来店・購入・サービス利用後の満足度を定点観測したい場合に向いています。
  • 新商品やキャンペーンの企画段階で、既存顧客のニーズを確かめたい場合に向いています。
  • イベントやセミナーの事前事後に、参加者の評価を集めたい場合に向いています。
  • 社内の日程調整や意見集約など、少人数で素早く決めたい場合に向いています(グループの投票機能)。

リスト1:LINEアンケートが力を発揮する代表的な場面です。

メリット:無料で始められ、到達率と回答スピードが高い

アンケートの手段としてLINEを選ぶ利点は何でしょうか。最大の利点は、LINE公式アカウントのリサーチ機能が月額無料のコミュニケーションプランでも利用できる点です。調査会社に依頼すると数十万円規模になる既存顧客調査を、追加費用なしで実施できます。

回答はトーク画面からタップで完結し、メールのようにURLを開かせる手間がありません。来店直後や購入直後など、体験の記憶が鮮明なうちに配信できるのも強みです。まずは3問程度の満足度アンケートを1本配信し、自社の友だちがどの程度反応するかを測るところから始めると、無理なく運用を軌道に乗せられます。

注意点:標準機能の仕様上の制約を事前に確認する

標準機能で始める際に、どこでつまずきやすいのでしょうか。リサーチ機能には、自由記述は認証済アカウント(審査を通過した青いバッジのアカウント)のみ利用可能、リサーチ期間は設定後に変更できない、回答が20件未満だと結果をダウンロードできないといった仕様上の制約があります。

さらに、条件分岐(前の回答に応じて次の質問を変える仕組み)には対応しておらず、回答者を特定した個別フォローもできません。配信は通常のメッセージと同じく通数にカウントされ、無料プランの上限は月200通です。友だち数が数百人を超える場合は、月額5000円のライトプラン(月5000通)や月額15000円のスタンダードプラン(月30000通)を検討する必要があります。配信計画と料金プランは、アンケートを作る前に確認しておきましょう。

注意点:質問を詰め込みすぎない

回答率が伸びない原因として最も多いものは何でしょうか。それは1回のアンケートに目的を複数混ぜ、設問数が膨らむことです。満足度、新商品ニーズ、認知経路をまとめて聞こうとすると10問を超え、途中離脱が急増します。

設問は3〜5問に絞り、テーマを分けて月1回ずつ配信するほうが、結果的に集まるデータ量は多くなります。冒頭に「3問・30秒で完了」と所要時間を数字で示し、最後の1問だけを任意の自由記述にする構成が実務上の定石です。回答率を上げる工夫はアンケート回答率を上げる方法12選も参考にしてください。

LINE診断が向いているケースと注意点

LINE診断は、回答者に価値を返しながら情報を集められるため、友だちの獲得から購買までの導線づくりに向いています。一方で、結果の設計や運用に手間がかかる面もあるため、向き不向きを見極めることが大切です。

  • 友だち追加の「きっかけ」をつくり、新規の接点を増やしたい場合に向いています。
  • 商品数が多く、顧客が自分に合うものを選びにくい場合に向いています(レコメンド)。
  • BtoBで、見込み顧客の課題や導入時期を自然に聞き出したい場合に向いています。
  • 診断結果ごとに配信を出し分け、購入や予約へ育成したい場合に向いています。

リスト2:LINE診断が力を発揮する代表的な場面です。

メリット:回答そのものが価値になり、離脱しにくい

なぜ診断は最後まで回答されやすいのでしょうか。理由は、回答者が「最後まで答えないと自分の結果が分からない」という状態に置かれるためです。調査への協力ではなく、自分のための体験として質問に向き合うので、アンケートより設問が多くても完了しやすくなります。

公開されている事例には、コーヒーの好みをタップで選んでいく商品選び診断で、おすすめ商品まで到達した利用者が88%に上ったケースもあります。商品説明を一方的に配信するより、診断の結果としておすすめを提示したほうが「自分のための提案」と受け止められやすくなります。商品選びに迷う顧客が多い業種ほど、診断の効果は大きくなります。

メリット:属性データを起点にセグメント配信ができる

診断の回答は、その後の配信にどう活かせるのでしょうか。診断で得た回答や結果を、LINE公式アカウントのタグ(友だちを分類するためのラベル)やオーディエンス(配信対象のグループ)に反映すれば、結果タイプごとに内容を変えたセグメント配信が可能になります。

全員に同じメッセージを送ると、関心のない人にも届いてブロック率が上がり、配信通数も無駄になります。「乾燥肌タイプには保湿アイテム、脂性肌タイプにはさっぱり系」のように出し分ければ、反応率を上げながら配信コストを抑えられます。具体的な設計方法は診断回答でLINEタグを自動付与する5例と属性別配信を徹底解説で紹介しています。

注意点:結果設計と分岐の作り込みに工数がかかる

診断を始める際に、どこで手間取りやすいのでしょうか。診断は質問だけでなく、結果のパターン、各結果に至る分岐ロジック、結果ごとの文章や画像まで作り込む必要があります。結果が薄いと回答者の満足度が下がり、シェアもされません。

LINE公式アカウントの標準機能だけでも、応答メッセージとカードタイプメッセージを組み合わせれば2〜3問・選択肢3〜4個程度の簡易診断は作れます。ただし、スコアリング(回答ごとに点数を加算して結果を判定する方式)や多段の分岐、回答データの蓄積が必要になると、拡張ツールや診断作成ツールの導入が前提になります。最初は結果を3〜4タイプに絞った小さな診断から始め、反応を見て拡張していくと失敗が少なくなります。

注意点:「面白かった」で終わらせない導線を用意する

診断が成果につながらない典型的なパターンは何でしょうか。それは、結果を表示したところで体験が終わり、次の行動(予約・購入・資料請求・相談)への導線がない状態です。

診断の結果画面には、結果タイプに合わせたおすすめ商品、クーポン、相談予約ボタンなどを必ず配置します。あわせて、回答者が誰だったかを後から把握できる仕組みがないと、結果に応じたフォロー配信もできません。診断を企画する段階で「結果を見た人に、次に何をしてほしいか」を結果タイプごとに決めておきましょう。結果別の特典設計はLINE診断でクーポンを出し分ける方法4選が参考になります。

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【目的別】LINEアンケートとLINE診断の使い分け7選

ここからは、企業の担当者がよく直面する7つの目的ごとに、アンケートと診断のどちらが適しているかを整理します。結論が「併用」になる目的もあるため、まずは一覧表で全体像を確認してください。

 
目的 アンケート 診断 おすすめの形
1.顧客満足度・NPSの定点観測 ◎ △ アンケート
2.新商品・新サービスのニーズ検証 ◎ ◯ アンケート
3.友だち追加数を増やす △ ◎ 診断
4.商品レコメンドで購入率を上げる △ ◎ 診断
5.BtoBの見込み顧客の温度感把握 ◯ ◎ 診断(ID紐づけ必須)
6.社内の意見集約・日程調整 ◎ △ アンケート(投票)
7.リピート促進・休眠顧客の掘り起こし ◯ ◯ 併用

1. 顧客満足度・NPSの定点観測ならアンケート

満足度を継続的に測るには、どちらが適しているのでしょうか。答えはアンケートです。NPS(ネット・プロモーター・スコア)とは、「友人や知人にすすめたいか」を0〜10点で尋ね、推奨者の割合から批判者の割合を引いて算出する顧客ロイヤルティの指標のことです。

定点観測では毎回同じ設問・同じ選択肢で聞くことが比較の前提になるため、結果が分岐する診断形式は向きません。来店翌日に「満足度(5段階)」「推奨度(0〜10)」「理由(任意の自由記述)」の3問を配信し、四半期ごとに推移を追う形が効率的です。設問の作り方はNPS®︎アンケートとは?質問例・作り方・分析・活用まで実務目線で完全解説を参考にしてください。

2. 新商品・新サービスのニーズ検証ならアンケート

開発前のニーズ確認に、診断は使えないのでしょうか。使えなくはありませんが、基本はアンケートが適しています。ニーズ検証では「次に欲しいカテゴリ」「許容できる価格帯」「購入したい時期」など、全員に同じ質問をして比較可能な数値を得ることが重要だからです。

既存の友だちは自社をすでに利用している層であるため、市場全体の調査よりも「実際に買ってくれる人の声」に近いデータが得られます。より広い市場の声が必要な場合は、LINEリサーチのような有料パネル調査を組み合わせましょう。LINEリサーチのセルフ型「Quickアンケート」は、審査依頼から最短6時間で実施できるとされています。

3. 友だち追加数を増やすなら診断

友だちが少ない段階では、何から始めるべきでしょうか。友だち数が母数の上限になるアンケートより、診断を「友だち追加の理由」として打ち出すほうが効果的です。

Webサイトや店頭POP、LINE広告から「LINEで30秒の肌タイプ診断」のように案内し、友だち追加と同時に診断が始まる導線をつくります。友だち追加後のあいさつメッセージで診断を自動的に始めれば、追加直後の熱量が高いうちに属性情報も取得できます。広告と組み合わせる方法はLINE広告×診断LPの活用5策と友だち獲得単価の下げ方を徹底解説で解説しています。

4. 商品レコメンドで購入率を上げるなら診断

商品数が多いECやD2Cでは、どちらを使うべきでしょうか。D2Cとは、メーカーが自社ECなどを通じて消費者に直接販売するビジネスモデルのことです。こうした業態では、診断で悩みや好みを聞き、その場で最適な商品を提示する使い方が最も成果に直結します。

「肌の悩み」「使用シーン」「予算」の3軸で5〜7問を設計し、結果画面に商品ページへのボタンとクーポンを置くのが基本形です。アンケートで「どの商品が好きですか」と聞いても回答者には何も返らず、購入にはつながりません。CVR(コンバージョン率:訪問者のうち購入などの成果に至った割合)を改善したい場合は、LINE診断のCVRは?通常配信との比較データと改善事例を徹底解説もあわせて確認してください。

5. BtoBの見込み顧客の温度感を把握するなら診断

BtoBでLINEを使う場合、どちらが成果につながるのでしょうか。BtoBでは、見込み顧客の課題、予算、導入時期を把握することがリードクオリフィケーション(見込み顧客を購買意欲や条件で選別すること)の鍵になります。アンケート形式で直接聞くと「営業されそう」と警戒されやすいのが難点です。

「自社のDX成熟度診断」「最適プラン診断」のように、回答者にとって有益な結果を返す形にすれば、課題や時期を自然に聞き出せます。ここで重要なのは、回答をLINEユーザーIDと紐づけて、誰がどの結果だったかを営業担当が把握できるようにすることです。匿名のままでは、温度感の高い見込み顧客にアプローチできません。BtoBでの活用はLINE診断ツール比較12選|BtoBのリード獲得を伸ばす作り方を解説が参考になります。

6. 社内の意見集約・日程調整ならアンケート(投票機能)

社内やコミュニティでの合意形成には、どの機能が便利でしょうか。数人から数十人規模で素早く決めたい場合は、グループトークの投票機能が最適です。トークの「+」から数タップで作成でき、結果はリアルタイムで全員に共有されます。

匿名投票や複数選択の可否も設定できるため、会議日程、懇親会の会場選び、研修テーマの希望調査などに向いています。ただし、1つの投票で聞けるのは実質1テーマで、CSVでの書き出しもできません。記録を残したい場合や設問が多い場合は、通常のアンケートツールを使いましょう。操作方法はLINE投票のやり方手順7つ|匿名設定と回答率を上げるコツ12選を徹底解説で紹介しています。

7. リピート促進・休眠顧客の掘り起こしなら併用

一度離れた顧客を呼び戻すには、どう組み合わせるとよいのでしょうか。休眠顧客には、まず2問程度の短いアンケートで「利用が減った理由」を把握し、離脱要因を集団として把握します。

そのうえで、「今の悩みに合う使い方診断」のような診断を配信し、回答者ごとに再開のきっかけとなる提案を返します。アンケートで全体の理由を知り、診断で個別の再提案を行うという役割分担です。リピート促進は1つの手法だけでは効果が限られるため、配信のたびに「集団を知る施策」と「個人に返す施策」を交互に組み合わせる意識を持つと成果が安定します。

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迷ったときの選び方|5つの判断基準

使い分け7選に当てはまらない施策でも、次の5つの質問に順番に答えていけば、アンケートと診断のどちらが適しているかを判断できます。社内で企画を説明する際のチェックリストとしても活用してください。

 
判断基準 「はい」なら 「いいえ」なら
1.回答者に結果を返す必要があるか 診断 アンケート
2.全員に同じ質問をして比較したいか アンケート 診断
3.友だち以外の新規層にも届けたいか 診断 どちらも可
4.回答者ごとに配信や営業を出し分けたいか 診断(ID紐づけ) アンケート(匿名で可)
5.今週中に無料で始めたいか アンケート(標準機能) 診断ツールの導入を検討

基準1:回答者に結果を返す必要があるか

最初に確認すべき問いは何でしょうか。それは回答者に何らかの結果や提案を返すかどうかです。返すのであれば診断、返さないのであればアンケートが基本になります。

返さない場合でも、回答率を上げたいならクーポンや結果報告で「回答した意味」を感じてもらう工夫が必要です。返す場合は、結果に価値がなければ回答者は満足しないため、結果文章の作り込みに時間を割く前提でスケジュールを組みましょう。

基準2:全員に同じ質問をして比較したいか

集計や比較のしやすさを重視する場合、どちらを選ぶべきでしょうか。全員に同じ設問を同じ順番で聞くアンケートは、平均値や割合を出しやすく、時系列や属性別の比較に強い手法です。

診断は回答者によって質問が分岐するため、全体の傾向を比較するにはひと工夫が必要です。両方の利点を得たい場合は、診断の冒頭に全員共通の質問を2〜3問置き、その後に分岐させる構成にすると、比較用のデータと個別のデータを同時に取得できます。

基準3:友だち以外の新規層にも届けたいか

既存顧客だけでなく新規層にも届けたい場合は、どう考えればよいのでしょうか。LINE公式アカウントのリサーチ機能は友だちにしか配信できないため、新規層に届けるなら診断を入口にした友だち追加の導線が有効です。

診断はWebサイトやSNS、広告からも案内でき、結果をシェアしたくなる性質があるため、友だちの外側へ広がりやすくなります。LIFF(LINE Front-end Framework:LINEアプリ内でWebページを開く仕組み)を使えば、LINE外で共有されたリンクからでも公式アカウントへの導線を挟めます。

基準4:回答者ごとに配信や営業を出し分けたいか

回答後のフォローまで考えると、選ぶべき手段はどう変わるのでしょうか。回答者ごとにメッセージを変えたり営業が連絡したりするには、回答とLINEユーザーIDを紐づける仕組みが欠かせません。

匿名のアンケートは率直な意見を集めるには優れていますが、個別対応には使えません。個別対応が目的なら、IDを紐づけられる診断ツールや外部のアンケートツールを選びます。逆に、従業員満足度調査のように匿名性が重要な調査では、あえてIDを取得しない設計にするのが適切です。

基準5:今週中に無料で始めたいか

予算やスピードの制約がある場合は、どちらから手をつけるべきでしょうか。すぐに無料で始めたいなら、LINE公式アカウントのリサーチ機能でアンケートを1本作るのが最短です。作成自体は10〜30分程度で完了します。

診断も標準機能で簡易版を作れますが、分岐やデータ蓄積を考えると、ツールの無料トライアルを活用したほうが結果的に早く本格運用へ移れます。まず無料のアンケートで顧客の悩みを把握し、その結果をもとに診断を設計するという順番は、予算を抑えながら両方を立ち上げる現実的な進め方です。

LINEアンケートとLINE診断の併用方法5ステップ

アンケートと診断は二者択一ではなく、組み合わせることで互いの弱点を補えます。アンケートは集団の傾向を、診断は個人の特徴をつかむのが得意なため、両方を循環させると顧客理解の解像度が大きく上がります。ここでは併用を立ち上げる手順を5ステップで解説します。

  1. STEP1:KPIと役割分担を決める
  2. STEP2:アンケートで顧客の悩みと選択肢を洗い出す
  3. STEP3:アンケート結果をもとに診断の質問と結果タイプを設計する
  4. STEP4:診断の回答をIDと紐づけてセグメント配信する
  5. STEP5:配信後にアンケートで効果を検証し、診断を改善する

ステップ一覧:アンケートと診断を循環させる併用の流れです。

STEP1:KPIと役割分担を決める

併用を始める前に、何を決めておくべきでしょうか。まず、施策全体のKPI(重要業績評価指標:目標達成度を測る数値)を1つ決めます。「友だち経由の月間購入数」「月間の商談化数」のように、最終的な成果に近い指標を選ぶのがポイントです。

そのうえで、アンケートには「集団の傾向を知る役割」、診断には「個人を分類して提案する役割」を割り当てます。役割が曖昧なまま両方を走らせると、同じ質問を二重に聞いて回答者の負担が増えたり、データの置き場所が分散したりします。社内で担当者と更新頻度もあわせて決めておきましょう。

STEP2:アンケートで顧客の悩みと選択肢を洗い出す

診断を作る前にアンケートを行う意味は何でしょうか。診断の質を決めるのは、選択肢が顧客の実際の悩みや言葉に合っているかどうかです。担当者の思い込みで選択肢を作ると、「当てはまるものがない」と感じた回答者が離脱します。

既存の友だちに「現在の一番の悩み」「商品を選ぶときに重視する点」を複数選択と任意の自由記述で聞き、回答の多い順に選択肢の候補を作ります。回答が200件程度集まれば、主要な悩みの分布はおおむね見えてきます。自由記述はカテゴリに分けて件数を数え、診断の結果タイプの候補にしましょう。

STEP3:アンケート結果をもとに診断の質問と結果タイプを設計する

アンケートの結果を、診断にどう落とし込めばよいのでしょうか。STEP2で多かった悩みを軸に、結果タイプを3〜6種類に設定し、各タイプに至る質問を5〜7問で設計します。

結果タイプごとに「特徴の説明」「おすすめの商品・サービス」「次の行動ボタン」の3点をセットで用意します。設問は1問目を最も答えやすい選択式にし、悩みや予算など踏み込んだ質問は後半に置くと離脱を防げます。質問例はLINE診断の質問例50選|離脱させない設問数と分岐設計に業種別でまとめています。

STEP4:診断の回答をIDと紐づけてセグメント配信する

診断の回答は、どのように配信へつなげるのでしょうか。回答とLINEユーザーIDを紐づけ、結果タイプごとにタグやオーディエンスを作成します。そのうえで、タイプ別に内容を変えたステップ配信(登録日からの経過日数に応じて自動で送る連続配信)を設定します。

診断直後には結果に合うクーポン、3日後には使い方のコツ、7日後には相談予約の案内というように、ナーチャリング(見込み顧客との関係を段階的に深め、購買意欲を高めること)の流れを組みます。診断データをCRM(顧客関係管理システム)やMA(マーケティング活動を自動化するツール)に送れば、LINE以外の接点でも同じ情報を活かせます。設計手順は診断×LINEステップ配信の設計手順7つとCV育成方法を徹底解説で紹介しています。

STEP5:配信後にアンケートで効果を検証し、診断を改善する

併用の仕組みを継続的に改善するには、どうすればよいのでしょうか。配信から2〜4週間後に、診断を受けた人へ「提案された商品は役に立ったか」「結果は自分に当てはまっていたか」を聞く短いアンケートを配信します。

結果タイプ別に満足度や購入率を比較すると、「Bタイプだけ提案の満足度が低い」といった改善点が見えます。その結果を診断の質問や結果文章の修正に反映し、再び配信するというサイクルを回します。アンケートで検証し、診断で提案するという循環を四半期に1回でも回せば、顧客理解と成果の両方が着実に積み上がります。

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LINEアンケート・LINE診断を実施できるツール5選

アンケートと診断のどちらを、どこまでの規模で行うかによって、選ぶべきツールは変わります。ここではLINE公式アカウントの標準機能から外部ツールまで、代表的な5つの手段を比較し、それぞれの特徴を解説します。

表5:LINEアンケート・LINE診断を実施できる代表的な手段を比較しました(料金は2026年10月時点で公開されている目安です)。
手段 アンケート 診断 条件分岐 回答者の特定 費用の目安
LINE公式アカウント リサーチ機能 ◎ × 不可 不可 無料(配信通数は消費)
標準機能の組み合わせ(応答メッセージ等) △ ◯(簡易) 簡易的に可 手動タグで一部可 無料
LINEリサーチ ◎(市場調査) × 可 不可(匿名パネル) 調査内容により変動
LINE拡張ツール(Lステップ・エルメ・診断Bot等) ◯ ◯ 可 可 無料〜月額数万円
Interviewz(インタビューズ) ◎ ◎ 可 可(LINEユーザーID) 要問い合わせ(無料トライアルあり)

1. LINE公式アカウントのリサーチ機能

アンケートだけを無料で始めたい場合、どの機能が使えるのでしょうか。LINE Official Account Manager(LINE公式アカウントの管理画面)に標準搭載されているリサーチ機能は、単一選択・複数選択の設問、性別・年齢などの属性質問テンプレート、回答後のクーポン配布に対応しています。

作成はPC版の管理画面から行い、回答は匿名で集計されます。診断のような分岐や結果の出し分けはできないため、満足度調査やニーズ調査など、全員に同じ質問をする用途に限定して使うのが適切です。初めてLINEで声を集める企業は、まずここから始めると費用をかけずに手応えを確かめられます。

2. 標準機能の組み合わせで作る簡易診断

ツールを導入せずに診断を試すことはできるのでしょうか。応答メッセージ(特定のキーワードに自動返信する機能)とカードタイプメッセージ、リッチメッセージを組み合わせれば、2〜3問程度の簡易的な診断を無料で作れます。

選択肢をタップすると特定のキーワードが送信され、そのキーワードに応じて次の質問や結果を返す仕組みです。設問が増えると設定が複雑になり、回答データも自動では蓄積されません。小規模なテストとして反応を確かめ、成果が見込めた段階でツールに移行するのが現実的です。手順はLINE公式アカウントで診断を作る方法|標準機能だけでできる手順を徹底解説で紹介しています。

3. LINEリサーチ

自社の友だち以外の声を聞きたい場合は、何を使えばよいのでしょうか。LINEリサーチは、LINEヤフー株式会社が提供するスマートフォン専用のリサーチプラットフォームで、LINEユーザーから募った調査モニターにアンケートやインタビューを実施できます。

2025年12月には、テーマと調べたいことを入力すると生成AIが設問案を提案する「AIアンケート作成機能(β)」も提供が始まりました。市場全体の傾向や新商品のコンセプト検証に向いており、診断のように回答者へ結果を返す用途には向きません。自社の友だちへのアンケートで仮説を立て、LINEリサーチで市場全体に検証するという二段構えが効率的です。

4. LINE拡張ツール(Lステップ・エルメ・診断Botなど)

LINE公式アカウントの機能を広げたい場合、どのような選択肢があるのでしょうか。Lステップやエルメ(L Message)などの拡張ツールは、回答フォーム、タグの自動付与、シナリオ配信を備えており、アンケートと診断の両方に対応できます。診断Botのように診断に特化したサービスもあり、セグメント配信まで含むプランは月額2万円前後の価格帯が目安です。

LINE運用全体を自動化したい企業には有力な選択肢ですが、機能が多いぶん設定の習得に時間がかかる点には注意が必要です。導入前に、診断の分岐の自由度、回答データの外部連携、運用担当者が設定を扱えるかを確認しましょう。各ツールの比較はLINE公式アカウント拡張ツール15選比較|診断機能の有無で選ぶ基準を徹底解説にまとめています。

5. Interviewz(インタビューズ)

アンケートと診断を1つのツールで運用したい場合は、どうすればよいのでしょうか。Interviewzは、ノーコード(プログラミングをせずに画面操作だけで作れること)でアンケート・ヒアリング・診断を作成できるツールです。タップ中心で回答できる画面と、自由度の高い条件分岐を備えています。

LINE連携機能により、回答データとLINEユーザーIDを紐づけ、HubSpot・Salesforce・Googleスプレッドシート・Slack・Webhook/APIなどへ連携できます。今お使いのLINE公式アカウントや拡張ツールの運用はそのままに、診断とアンケートのデータを既存のCRMやMAに集約したい企業に適しています。詳しくは後述のソリューション紹介で解説します。

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集めたデータの分析・活用の違い

アンケートと診断では、集まるデータの性質が違うため、分析の進め方と活用先も変わります。ここでは、それぞれのデータをどのように分析し、次の施策へつなげればよいかを整理します。

 
項目 アンケートデータ 診断データ
主な分析手法 単純集計・クロス集計・時系列比較 結果タイプ別の分布・タイプ別の購入率比較
見るべき指標 満足度・NPS・回答率 完了率・タイプ別CVR・友だち追加率
主な活用先 改善会議・商品企画・経営報告 セグメント配信・営業リスト・CRM/MA

アンケートデータはクロス集計で「どこに課題があるか」を見る

アンケートの結果は、どこまで分析すれば施策につながるのでしょうか。全体の平均値だけでは打ち手は見えません。クロス集計(属性などの2つの軸を掛け合わせて集計する手法)で、年代別や来店回数別に満足度を比べると、課題のある層が浮かび上がります。

「初回来店者だけ再来店意向が低い」と分かれば、初回接客の改善という具体的な施策に落とし込めます。自由記述はカテゴリに分けて件数を数え、言及の多いテーマから優先的に改善しましょう。具体的な手順はクロス集計をExcelで行う方法で解説しています。

診断データは結果タイプ別の行動で「誰に何を届けるか」を見る

診断データの分析では、何に注目すればよいのでしょうか。注目すべきは結果タイプごとの分布と、その後の行動(クリック・購入・予約)です。タイプ別の分布から自社の顧客構成が分かり、タイプ別のCVRから提案内容の良し悪しが分かります。

「Aタイプは全体の40%を占めるのに購入率が低い」と分かれば、Aタイプ向けのおすすめ商品やクーポンを見直します。また、質問ごとの離脱率を確認し、離脱が多い設問は表現を変えるか削除しましょう。診断は公開して終わりではなく、データを見て結果と質問を育てていくコンテンツだと考えることが大切です。

両方のデータを同じIDで束ねると顧客理解が深まる

アンケートと診断のデータを別々に管理していると、何が起こるのでしょうか。同じ顧客の情報が複数の場所に分かれ、「満足度が低い人はどの診断タイプか」といった掛け合わせの分析ができなくなります。

回答データをLINEユーザーIDで束ね、CRMやスプレッドシートに集約すれば、診断で分かった属性とアンケートで分かった評価を1人の顧客像として扱えます。複数の診断やアンケートをまたいで同じIDに情報が蓄積されれば、顧客を「点」ではなく「線」で理解できるようになります。分析の基本はアンケートの分析方法5つと回答結果の集計、分析手順と質の高め方を徹底解説もあわせて確認してください。

業種別の活用シーン

アンケートと診断の使い分けは、業種によっても最適な形が変わります。ここでは代表的な4業種について、どちらをどのように使うと成果につながりやすいかを紹介します。

表7:業種別にアンケートと診断の代表的な使い方を整理しました。
業種 アンケートの使い方 診断の使い方
美容室・サロン 施術後の満足度調査 髪質診断からのメニュー・指名予約提案
EC・D2C 購入後レビュー・新商品ニーズ調査 悩み別の商品レコメンド
飲食店 来店後アンケート・メニュー人気投票 気分別のおすすめメニュー診断
BtoB・人材 セミナー事後アンケート 課題診断・適職診断からの商談化

美容室・サロン:施術後はアンケート、予約前は診断

美容室では、どのタイミングでどちらを使うとよいのでしょうか。施術後の翌日には3問程度の満足度アンケートを送り、スタッフ別・メニュー別の評価を集めます。匿名性を保つことで、率直な改善要望も集まりやすくなります。

予約前の新規客や次回来店を迷っている顧客には、髪質や悩みを聞く診断を案内し、結果に合うメニューとスタイリストを提案します。診断結果から指名予約へ直接つなげる導線を用意すると、予約率の改善が期待できます。具体的な手順は美容室のLINE診断活用法7ステップ|髪質診断で指名予約を増やすで紹介しています。

EC・D2C:購入前は診断、購入後はアンケート

ECやD2Cでは、購入の前後でどう使い分けるのでしょうか。購入前の検討段階では、悩みや好みを聞く診断でおすすめ商品を提示し、迷いを解消して購入へつなげます。商品数が多いブランドほど、診断が「店員の代わり」として機能します。

購入後は、使用感や継続意向を聞くアンケートを配信し、商品改善や定期購入の解約防止に役立てます。診断で分かった肌タイプと、アンケートで分かった満足度を掛け合わせれば、「乾燥肌タイプの継続率が低い」といった具体的な改善点が見つかります。詳しくは資料「D2C・自社ECにおける診断コンテンツ活用ガイド」も参考にしてください。

飲食店:来店後のアンケートと、来店動機をつくる診断

飲食店では、どのように組み合わせると効果的でしょうか。会計時にLINEの友だち追加を促し、翌日にクーポン付きの来店後アンケートを送るのが定番の使い方です。料理、接客、待ち時間の評価を集めると、店舗運営の改善点が数字で把握できます。

一方、来店のきっかけづくりには「今日の気分で選ぶおすすめメニュー診断」のような軽い診断が向いています。結果ごとに異なるクーポンを出せば、再来店の動機になります。飲食店の集客策は飲食店の集客方法9選|診断でLINE友だちと再来店を増やすコツを解説もあわせてご覧ください。

BtoB・人材サービス:診断で商談化、アンケートで満足度把握

BtoBや人材サービスでは、どちらが成果に直結するのでしょうか。見込み顧客の獲得段階では、課題診断や適職診断で回答者に価値を返しながら、課題・時期・条件を把握する使い方が成果につながります。回答とIDを紐づけ、見込み度の高い人から優先的にフォローしましょう。

セミナーや商談の後には、内容の満足度や次に知りたいテーマを聞くアンケートを送ります。アンケートで関心の高いテーマが分かれば、次の診断やセミナーの企画に反映できます。営業と連動したヒアリング設計は営業ヒアリングのコツと流れ7ステップも参考にしてください。

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アンケートと診断を1つの仕組みで運用するならInterviewz(インタビューズ)がおすすめ!

アンケートと診断を併用しようとすると、ツールが分かれてデータが分散したり、回答者を特定できずにフォローが止まったりする課題が生じます。Interviewz(インタビューズ)は、こうした課題を1つの仕組みで解消するためのノーコードツールです。ここでは、アンケートと診断の使い分けに悩む企業にとっての活用ポイントを紹介します。

 
よくある課題 Interviewzでの解決方法
アンケートと診断でツールが分かれる 1つの管理画面でアンケート・ヒアリング・診断を作成できます。
回答者が誰か分からずフォローできない 回答データとLINEユーザーIDを紐づけられます。
データが分散して掛け合わせられない HubSpot・Salesforce等の既存ツールへ連携できます。
分岐が作れず設問が長くなる ノーコードで条件分岐を設計できます。

アンケートも診断も、同じ操作感でノーコードで作れる

担当者が2つのツールを覚える必要はあるのでしょうか。Interviewzでは、アンケート・ヒアリングシート・診断コンテンツを同じ編集画面で作成できます。回答者はテキスト入力を極力減らしたタップ中心の画面で答えられるため、スマートフォンからでも離脱しにくい設計です。

条件分岐もノーコードで設定できるため、アンケートの冒頭で共通の質問を聞き、途中から診断のように分岐させるハイブリッド型の設計も可能です。導入企業ではリード数268%向上、ヒアリングコスト90%削減といった成果が生まれています。まずは既存のアンケートを1本Interviewzで作り直し、回答率の変化を確かめるところから始めると効果を判断しやすくなります。

Interviewz(インタビューズ)のLINE連携の強み

診断を「面白かった」で終わらせず、見込み顧客とつながる

診断コンテンツは回遊やシェアに強い一方で、「回答してもらった後、その人とつながれない」という弱点がありました。InterviewzのLINE連携は、回答データとLINEユーザーIDを紐づけることで、この弱点を解消します。診断が、そのまま見込み顧客の獲得チャネルになります。

1. 回答したその瞬間に、接点が残る

通常のWeb診断は、回答者が誰か分からないまま、その場で関係が切れます。Interviewzなら回答データにLINEユーザーIDが紐づくため、診断を入口に接点が残ります。友だち追加はフォーム入力より心理的ハードルが低く、診断の体験を途切れさせません。

2. 誰が・どの診断で・どんな結果だったかが分かる

回答者をLINEユーザーIDで識別できるので、診断結果をそのままセグメント情報として扱えます。複数の診断をまたいでも同一ユーザーは同じIDに蓄積されるため、見込み顧客を「点」ではなく「線」で理解できます。取得したIDは診断結果ごとのセグメント設計の起点となり、実際の配信はお使いのLINE公式アカウントの運用と組み合わせて行います。

3. 取得したデータは、いま使っているツールにそのまま流れる

LINEユーザーIDは回答データの一項目として、HubSpot・Salesforce・Googleスプレッドシート・Slack・Webhook/APIなど主要ツールに連携。新しい管理画面を覚える必要はなく、既存のCRM/MAの中で診断データを活かせます。

4. 拡散されるほど、入口が増える

LINE外でシェアされても、LIFF URL(LINEアプリ内でWebページを開く仕組み)を経由すれば公式アカウントへの導線を挟めます。1つの公式アカウントで最大30診断まで並行配信できるので、テーマ別に入口を増やしながら、集まるIDは1か所に蓄積されます。

診断を「楽しいコンテンツ」から「見込み顧客とつながる獲得チャネル」へ。InterviewzのLINE連携の詳細は資料にまとめています。→ 資料請求はこちら

アンケートの回答率を上げる仕組みもそろっている

アンケート側の回答率を上げる工夫には、どのようなものがあるのでしょうか。Interviewzでは、回答者へのお礼としてデジタルギフトを付与するアンケートも設計できます。自社商品のクーポンでは動機になりにくい層にも、汎用的なギフトなら回答の理由を提供できます。

回答はリアルタイムで集計されるため、標準のリサーチ機能のように期間終了まで結果を待つ必要がありません。途中経過を見ながらリマインド配信の要否を判断できる点は、運用面での大きな違いです。インセンティブの設計方法は資料にまとめていますので、回答率に課題がある場合はあわせて確認してください。

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よくある質問(FAQ)

最後に、LINEアンケートとLINE診断の違いについて、企業の担当者から寄せられることの多い質問をまとめました。導入前の疑問の解消にお役立てください。

  • Q1〜Q2:両者の違いと選び方に関する質問
  • Q3〜Q4:費用と実装に関する質問
  • Q5〜Q6:データ活用と併用に関する質問

FAQの構成:テーマ別に6つの質問へ回答しています。

Q1. LINEアンケートとLINE診断の一番の違いは何ですか

A. 最大の違いは、回答者に結果を返すかどうかです。アンケートは企業が知りたいことを聞いて回答を受け取る一方向の調査で、診断は回答に応じた結果やおすすめを回答者に返す双方向の体験です。この違いにより、回答の動機、拡散のしやすさ、集まるデータの性質、その後の活用方法が変わります。集団の傾向を知りたいならアンケート、個人を分類して提案したいなら診断が基本です。

Q2. 初めてならどちらから始めるべきでしょうか

A. 友だち数がすでに数百人以上いて、顧客の声を把握したいなら、無料のリサーチ機能でアンケートから始めるのがおすすめです。友だち数がまだ少なく、まずは接点を増やしたい場合は、友だち追加の理由になる診断から始めると効率的です。迷う場合は、アンケートで顧客の悩みを把握し、その結果をもとに診断を作る順番にすると、診断の選択肢の質も上がります。

Q3. LINE診断は無料で作れますか

A. LINE公式アカウントの応答メッセージとカードタイプメッセージを組み合わせれば、2〜3問程度の簡易的な診断は無料で作れます。ただし、設問や結果が増えると設定が複雑になり、回答データの自動蓄積や回答者の特定も難しくなります。本格的に運用する場合は、拡張ツールや診断作成ツールの無料プラン・無料トライアルを活用して比較検討するとよいでしょう。費用の相場はLINE診断の費用相場を4手法で比較で解説しています。

Q4. 診断の中にアンケートの質問を入れてもよいですか

A. 問題ありません。むしろ、診断の冒頭に全員共通の質問を2〜3問置き、その後に分岐させるハイブリッド型は実務でよく使われる設計です。共通質問で比較用のデータを集め、分岐後の質問で個別の結果を返せます。ただし、診断の流れと関係のない調査的な質問を多く混ぜると、回答者が「調査をされている」と感じて離脱しやすくなるため、共通質問は最小限に絞りましょう。

Q5. アンケートの回答者を特定して個別にフォローできますか

A. LINE公式アカウントの標準のリサーチ機能は匿名で集計されるため、回答者の特定や個別フォローはできません。個別対応が必要な場合は、回答とLINEユーザーIDを紐づけられる外部ツールを利用します。なお、従業員満足度調査のように匿名性が回答の質を左右する調査では、あえて回答者を特定しない設計を選ぶことも大切です。個人情報の取得目的は、回答画面の前で必ず明示してください。

Q6. アンケートと診断のデータはまとめて管理できますか

A. 回答データをLINEユーザーIDで紐づけ、CRMやスプレッドシートに集約すれば、まとめて管理できます。同じ顧客の診断結果とアンケートの評価を掛け合わせると、「どのタイプの顧客が満足していないか」といった分析が可能になります。ツールを選ぶ際は、アンケートと診断の両方に対応しているか、既存のCRMやMAへ連携できるかを確認しておくと、後からデータが分散する事態を防げます。

あわせて読みたい関連記事

本記事は、LINEアンケートとLINE診断の各記事をつなぐハブとして位置づけています。それぞれの手法をさらに深く知りたい方は、目的に合わせて以下の記事を参照してください。

アンケート設計・作成

ヒアリング・営業活用

分析・調査レポート

顧客満足度・CX

回答率向上・インセンティブ

診断コンテンツ・ナーチャリング

情報収集・周辺ツール

まとめ

LINEアンケートとLINE診断は、同じ「LINEで質問に答えてもらう」仕組みでありながら、役割が大きく異なります。最後に、本記事の要点を振り返ります。

  • アンケートは企業が知りたいことを聞く「一方向の調査」で、診断は回答者に結果を返す「双方向の体験」です。
  • 満足度やニーズなど集団の傾向を知りたいならアンケート、友だち追加や商品提案など個人を分類して提案したいなら診断が適しています。
  • 迷ったときは「結果を返すか」「全員に同じ質問をするか」「新規層に届けたいか」「個別に出し分けたいか」「すぐ無料で始めたいか」の5つで判断できます。
  • アンケートで悩みを洗い出し、その結果から診断を設計し、配信後にアンケートで検証する循環をつくると、両者の弱点を補い合えます。
  • 併用の成果を最大化するには、回答をLINEユーザーIDで束ね、CRMやMAに集約して顧客を「線」で理解することが重要です。

チェックリスト:本記事の要点を5つにまとめました。

まずは自社の施策が「企業が知りたいこと」と「顧客が知りたいこと」のどちらを起点にしているかを確認し、無料のリサーチ機能で3問のアンケートを1本、または3タイプの簡易診断を1本作るところから始めてみてください。小さく始めて反応を確かめ、アンケートと診断を循環させる仕組みへ育てていくことが、顧客理解と見込み顧客の獲得を両立させる近道です。

アンケートと診断を1つの管理画面で作成し、回答をLINEユーザーIDと紐づけて既存のCRMやMAで活かしたい場合は、Interviewz(インタビューズ)もぜひ選択肢の1つとしてご検討ください。

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