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アンケートLPの目的やメリット、効果的な活用法と設問の作り方を徹底解説

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目次

アンケートLPとは、ランディングページ(LP)にアンケートを組み込んだものです。これにより、ユーザーが自社製品への理解を深め、コンバージョン効果を高めることを目的として設置します。また、アンケートLPは、顧客の声を直接聞くためのツールとしても有効です。

しかし、ただアンケートを設置するだけでは、その真価を発揮することはできません。効果的なアンケートLPを作成するには、目的を明確にし、訪問者が回答しやすい設問を考える必要があります。また、回答を集めることだけでなく、そのデータをどのように活用するかも重要です。

そこで今回は、アンケートLPの目的やメリット、効果的な活用法と設問の作り方を徹底解説します。これからアンケートLPの作成をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

アンケートLPとは?設置する目的を解説

アンケートLPとは、ランディングページ(LP)に短いアンケートを組み込んだもので、ユーザーがアンケートに回答する過程で商品やサービスの理解を深め、コンバージョン率を上げることを目的としています。

アンケートLPは、特に「ニーズが潜在的な商材」に適しており、健康や美容関連の商品などで効果的です。ユーザーが自分のニーズや悩みに気づきやすくなるため、興味関心を喚起しやすいというメリットがあります。

アンケートLPは、通常の商品LPや記事LPとは異なり、必要最低限の商品情報と質問で構成するのが特徴です。

そのため広告感が薄くなり、心理的なハードルを下げやすいのがメリットです。また、途中離脱を防ぎやすく、ユーザーとの双方向のコミュニケーションを促進できるのも利点の1つと言えるでしょう。さらに、アンケートLPは、クッションページとしての役割も果たし、広告と商品ページの間でユーザーの興味や購入意欲を高めるのにも効果的です。

このように、アンケートLPを活用することでユーザーの興味関心を高め、最終的なコンバージョンにつなげることが期待できます。

アンケートLPの基本的な構成

アンケートLPは、基本的に次の4つの項目で構成されます。

1.ファーストビュー

ファーストビューとは、タイトル、サブタイトル、画像、回答特典などを含む最初の部分です。ファーストビューでは、ユーザーがアンケートに回答する動機付けとなる「お得感」を提供します。

ファーストビューを作成する際は、アンケート回答の所要時間や設問数を記載し、参加のハードルを下げる工夫が必要です。

2.アンケート部分

アンケート部分では、アンケート内容を記載します。アンケートの設問数は、3〜5問程度の設問が適切とされており、ユーザーの潜在的な悩み・課題を認識できるように設計します。

アンケートの回答プロセスを通じて、商品への理解と関心を深めることが目的です。

3.まとめ

まとめでは、アンケートに回答してくれたお礼と、アンケートを送信することで得られるメリット(割引クーポンなど)を提示します。

また、アンケート回答の行動を促進するために、再度メリットを強調することが重要です。

4.アンケート完了ボタン

アンケートが完了したあと、特典や商品ページへの遷移を促すボタンを配置します。

アンケートLPのメリット7つ

アンケートLP(ランディングページ)のメリットは、ユーザーの関心を引き出し、より深いエンゲージメントを促進できることです。

以下では、アンケートLPの主なメリットを7つ紹介します。

  1. ユーザーのニーズを把握できること
  2. パーソナライズされた体験を提供できること
  3. コンバージョン率が向上すること
  4. 顧客データの収集と分析ができること
  5. 顧客エンゲージメントを強化できること
  6. 顧客との信頼関係を構築できること
  7. マーケティング効率が向上すること

それぞれ解説します。

1.ユーザーのニーズを把握できること

アンケートLPを通じて、ユーザーの具体的なニーズや問題点を明らかにすることができます。これにより、ターゲットとする顧客層の理解を深めることが可能です。

2.パーソナライズされた体験を提供できること

収集したデータを活用して、ユーザー1人ひとりに合わせたカスタマイズされたコンテンツやサービスを提供することができます。これにより、ユーザーの満足度を高めることができます。

3.コンバージョン率が向上すること

ユーザーが自分自身のニーズを認識し、それに応じた商品やサービスに興味を持つようになるため、購入に至る確率が高まります。

4.顧客データの収集と分析ができること

アンケートの回答から得られるデータにより、顧客の行動や好みに関する貴重な情報を得られるため、より効果的なマーケティング戦略の策定に役立ちます。

5.顧客エンゲージメントを強化できること

アンケートに答える過程で、ユーザーは積極的に参加し、ブランドや商品に対する関心が高まります。

6.顧客との信頼関係を構築できること

ユーザーが自分の意見やニーズを反映させることができるため、ブランドへの信頼感が増します。

7.マーケティング効率が向上すること

効果的なアンケートLPは、広告費用の対効果を高め、マーケティング活動の効率を向上させます。

アンケートLPで収集した顧客データの効果的な活用法

次に、アンケートLPで収集した顧客データを効果的に活用する方法を7つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

  1. 顧客満足度調査に活用する
  2. 従業員満足度調査に活用する
  3. ブランド認知度調査に活用する
  4. ブランドイメージ調査に活用する
  5. 新規開発のためのコンセプト受容性調査に活用する
  6. 商談前のアンケートに活用する
  7. セミナー後のアンケートに活用する

以下で、それぞれの具体的な活用法を解説します。

1.顧客満足度調査に活用する

まずは収集したデータから顧客の満足度を数値化し、どの要素が満足度に影響を与えているかを分析します。次に、不満を示した項目を特定し、改善策を立案しましょう。そして、改善策を実施し、顧客体験を向上させることでリピート率を高めます。

2.従業員満足度調査に活用する

あずは、従業員の意見を基に職場環境を評価し、問題点を洗い出します。次に、従業員の意見を反映させた人事政策を策定し、職場のモチベーション向上を図ります。

3.ブランド認知度調査に活用する

まずはブランドや商品の認知度を測定し、市場での立ち位置を把握します。次に、認知度が高いセグメントを特定し、マーケティング戦略を練り直します。

4.ブランドイメージ調査に活用する

まずは、ブランドや商品に対するイメージを数値化し、ブランド戦略の方向性を決定します。次に、イメージ調査の結果を基に、ブランドのポジショニングを最適化します。

5.新規開発のためのコンセプト受容性調査に活用する

まずは、新商品やサービスのコンセプトが市場のニーズに合っているかを調査します。次に、調査結果を基に、新商品やサービスの開発方針を策定します。

6.商談前のアンケートに活用する

まずは、アンケートを通じて顧客のニーズや課題を事前に把握します。次に、把握した情報を基に提案内容をカスタマイズし、商談の成功率を高めます。

7.セミナー後のアンケートに活用する

まずは、セミナーの内容や運営に関する参加者のフィードバックを収集します。次に、フィードバックを基にセミナーの質を向上させ、次回の参加者増加を目指します。

上記の方法を用いて、アンケートLPで収集した顧客データをビジネス戦略に活かし、顧客満足度の向上や売上げの増加につなげることができます。ただし、データを活用する際はプライバシー保護や個人情報の取り扱いには十分注意し、関連する法律を遵守することが重要です。

アンケートLPの設問を作成する際のポイント6つ

アンケートLPを作成する際には、ユーザーが回答しやすい設問を設計することが重要です。そこで以下では、ユーザーが回答しやすい設問のポイントを解説します。

1.シンプルで直感的な設問にすること

設問は短く、シンプルで理解しやすいものにしましょう。複雑な質問や専門的な用語は避け、誰でも簡単に答えられるようにします。

2.選択肢を提供すること

回答者が選択肢から選ぶ形式の設問を用意することで、回答の負担を減らし、迅速な回答を促進します。

3.「はい/いいえ」形式を効果的に利用すること

特に初めの設問は「はい/いいえ」で答えられるような質問にすると、回答しやすくなります。

4.モチベーションを高める要素を明示すること

アンケートに回答するメリットを明確にし、ユーザーの参加意欲を引き出します。例えば、回答することで得られる割引や特典を前面に出すと良いでしょう。

5.回答者に負担をかけないこと

長文の設問は避け、短い文で質問を構成し、ユーザーがストレスなく回答できるようにします。

6.商品の重要性を刷り込むこと

アンケートの中で商品やサービスの重要性を伝え、ユーザーの購入意識を高める設問を組み込むことが効果的です。

これらのポイントを踏まえた設問設計により、ユーザーがスムーズにアンケートに回答し、最終的には商品ページへの誘導やコンバージョン率の向上につながるアンケートLPを作成可能です。

アンケートLPで顧客の潜在意欲を分析するプロセス

アンケートLPの分析を通じて得られる潜在意欲(インサイト)は、ビジネス戦略の策定や製品開発、マーケティングの最適化に非常に有効です。そこで、回答データから得られる潜在的意欲の抽出方法を解説します。

1.アンケートの目的の明確化

アンケートを実施する目的を明確に定義します。これには、顧客の意見収集、市場トレンドの把握、特定の問題への理解などが含まれます。

2.アンケートの設計

質問の設計はシンプルでわかりやすく、定量的な質問と定性的な質問を適切に組み合わせて、広範なデータを収集します。

3.アンケートの実施

オンライン調査、電話調査、対面調査など、目的に応じた方法でアンケートを実施します。

4.データ整理と分析

収集したデータを分析し、パターン、傾向、相関関係、統計的な重要性などを特定します。データ分析には、統計手法、データ可視化、機械学習などのツールや技術を使用します。

5.インサイトの抽出と活用

データ分析による結果を基に、問題や課題に関するインサイトを得ます。そして、得られたインサイトを活かして、戦略的な判断を下します。

6.プロセスのループと改善

データドリブンアプローチは継続的なプロセスです。新たなデータを収集して分析し、インサイトを得て、アクションを調整するサイクルを繰り返します。

アンケートLPの分析から得られるインサイトは、製品やサービスの改善、マーケティング戦略の見直し、プロセスの最適化など、具体的なアクションプランを立てるための基盤となります。

▼下記の資料では、ヒアリング活動によってお客様のお問合せやCVRの向上を達成できた実例を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

アンケートLPの効果を高める改善プロセスとポイント

アンケートLP(ランディングページ)の最適化には、ユーザーの視点を重視した改善が効果的です。そこで以下では、アンケートLPの効果を高める改善のプロセスと具体的なポイントを解説します。

アンケートLPの効果を高める改善のプロセス

アンケートLPの効果を高めるためには、以下のプロセスを踏むのが効果的です。

1.目標の設定とKPIの決定

最初に、何を達成したいのか明確な目標を設定し、それを測定するためのKPI(重要業績評価指標)を決定します。

2.現状の分析と問題点の洗い出し

現在のLPのパフォーマンスを分析し、改善すべき問題点を特定します。

3.仮説の設定

問題点に基づいて、改善策の仮説を立てます。

4.改善施策の実施

仮説に基づいた改善施策を実施します。例えば、CTA(コール・トゥ・アクション)の文言変更やデザインの改善などがあります。

5.効果の測定と検証

改善施策の効果を測定し、仮説が正しかったかを検証します。

6.PDCAサイクルの繰り返し

改善策の効果を測定した後、さらなる改善のための計画を立て、PDCAサイクルを繰り返します。

アンケートLPの具体的な改善ポイント

アンケートLPを改善する際には、以下のようなポイントが挙げられます。

1.ファーストビューの改善

ファーストビューの改善には、CTAの設置やキャッチコピーの改善、画像の改善などが挙げられます。

2.CTAの改善

CTAの改善では、ボタンの文言変更やデザインの改善、数や位置の改善などが効果的です。

3.後押しコンテンツの改善

後押しコンテンツの改善には、実績で権威づけ、お客様の声で信頼性を高める、FAQで不安を払拭するといった方法が挙げられます。

4.デザインやテキストの改善

デザインやテキストの改善には、テキストの視認性と可読性を高めたり、図やイラストを用いて直感性を高めたりするのが効果的です。

5.エントリーフォームの改善

エントリーフォームの改善では、入力項目を最小限にしたり、エラーの箇所をわかりやすくしたりするのが効果的です。

これらの改善策を通じて、アンケートLPのCVR(コンバージョン率)を高め、より多くのユーザーにアクションを促すことができるでしょう。

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自社のアンケート内容を効果的に改善したいとお考えの方は、ぜひご参照ください。

アンケートLPを実施する際の注意点と対策方法8つ

アンケートLPを実施する際には、以下の注意点と対策方法を考慮することが重要です。

1.目的を明確化すること 

アンケートの目的を明確にし、それに基づいた質問を設計します。目的が不明確だと、回答者が混乱し、有効なデータが得られない可能性があります1。

2.質問を明確化すること

質問は明確で簡潔にし、回答者が容易に理解できるようにします。複雑または二重の意味を持つ質問は避けるべきです。

3.回答の負担を減らすこと

回答者の負担を減らすために、設問は短く、選択肢を明確にします。長い設問や複雑な選択肢は回答者を疲れさせ、途中で離脱する原因になります。

4.回答時間に配慮すること

アンケートは10分以内に回答できる長さにすることが望ましいです。長すぎるアンケートは回答率の低下を招きます。

5.バイアス(偏り)を排除すること

設問にバイアスがかからないように注意し、中立的な表現を使用します。バイアスがかかった質問は、回答の信頼性を損なう可能性があります1。

6.個人情報の取扱いに注意すること

個人情報の取扱いについては、明確に記載し、回答者のプライバシーを尊重します。不適切な取扱いは法的な問題を引き起こす可能性があります1。

7.テストを実施すること

実際にアンケートを公開する前に、テストを行い、設問の理解度や回答の一貫性を確認します。これにより、問題点を事前に修正できます。

8.フィードバックを活用すること

回答者からのフィードバックを積極的に収集し、それをもとにアンケートLPを改善します。

これらの注意点と対策方法を適切に実施することで、アンケートLPの効果を最大化し、有効なデータ収集につなげることができます。

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アンケートLPの運用にインタビューズのヒアリングツールがおすすめな理由7つ

インタビューズのヒアリングツールがアンケートLPの運用におすすめな理由には、以下のようなポイントが挙げられます。

1.直感的な操作性で使いやすいから

タップ操作による診断が可能で、ユーザーがテキスト入力の手間を省きながらスムーズに回答できるよう設計されています。

2.シンプルな管理画面で使いやすいから

管理画面がシンプルで、専門的な知識がなくても容易にアンケートを作成できます。これにより、運用コストの削減にも繋がります。

3.カスタマイズ性が高いから

自社のブランドイメージに合わせてフォームのテーマカラーを自由に変更できるため、企業イメージに合わせたアンケートページを作成できます。

4.外部ツールとの連携が容易にできるから

Google AnalyticsやSlack、Salesforceなど外部ツールとの連携が可能で、既に利用している分析ツールと併用することによって、より効果的に運用できます。

5.コストを削減できるから

ヒアリングコストを大幅に削減できるため、経済的な負担を軽減しながら効率的なアンケート実施が可能です。

6.リアルタイムにデータを集計できるから

アンケート結果をリアルタイムで集計できるため、迅速なデータ分析と対応が可能です。

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