アンケートアプリのおすすめ8選比較|無料で使えるツールと失敗しない選び方
- 2025/12/28
- 2025/12/28
目次
アンケートアプリを使う際に「無料で使えるって聞いたから試してみたけど、思ったより使いにくい…」そんな経験はありませんか?
アンケートアプリは今や数多くの種類があり、手軽に使えるものも増えています。
しかし、実際に業務やチーム運用の中で使ってみると、「集計がしづらい」「分析に時間がかかる」「データ共有がスムーズにできない」といった“あとから気づく不便さ”に悩まされるケースが少なくありません。
本当に大切なのは、「どれが有名か」「無料で使えるか」ではなく、自分たちの目的や使い方に合っているかどうか。
この記事では、数あるアンケートアプリの中から、無料で使えるおすすめ8選を厳選し、目的別・特徴別に分かりやすく比較しています。
さらに、「どう選べば失敗しないのか」「無料プランの落とし穴をどう見極めるか」など、選ぶ前に知っておきたい視点も丁寧に解説しています。
アンケートアプリとは?利用前に確認したいこと

アンケートアプリとは、アンケートの作成、配布、回答回収、集計までをデジタル上で行うための仕組みを指します。
ただし、この言葉は非常に広く使われており、『業務向けのアンケート作成ツール』だけでなく『回答することでポイントや報酬がもらえるアプリ』まで混在しています。
まずはアンケートアプリという言葉の意味を、利用者の立場ごとに整理することが重要でしょう。
アンケートアプリには2種類ある|目的別に整理

アンケートアプリという言葉には、大きく分けて『答えるアプリ』と『アンケートを作るアプリ』の二つの意味があります。
一つは、企業や個人がアンケートを作成し、顧客や社内メンバーから意見を集めるためのアプリやツールです。もう一つは、あらかじめ用意されたアンケートに回答することで、ポイントや報酬を得るためのアプリです。
前者は、業務改善やマーケティング、満足度調査などを目的として利用されることが多く、設問設計や集計、分析のしやすさが重視されます。一方、後者はスキマ時間で利用できることや、どれくらい報酬が得られるかが関心の中心になります。
同じ「アンケートアプリ」という名称でも、目的も評価軸もまったく異なるため、両者を同列に比較することはできません。
目的1.業務でアンケートを作成するアプリ
一つ目は、企業や個人がアンケートを作成する側として利用するアプリです。
顧客満足度調査、社内アンケート、イベント後のフィードバック収集など、業務上の意思決定に使うことを前提としています。
このタイプのアンケートアプリでは、設問をどれだけ柔軟に設計できるか、回答データをどのように集計・分析できるかが重要になります。また、社内外の複数人で運用するケースも多いため、共有のしやすさやセキュリティ面も無視できません。
「無料で使えるかどうか」だけで判断すると、実際の運用フェーズで制限に気づくこともあります。業務で使うアンケートアプリは、単に作れることよりも、継続して回せるか、結果を活用できるかという視点で選ぶ必要があるでしょう。
目的2.アンケートモニターなどから情報を収集するアプリ
もう一つは、あらかじめ用意されたアンケートに回答する側として利用するアプリです。
アンケートモニターやポイ活アプリと呼ばれることが多く、回答することでポイントや報酬を得られる仕組みになっています。
このタイプのアプリでは、ユーザーはアンケートを作成しません。主な関心は、どれくらいの頻度でアンケートが届くのか、どの程度の報酬が得られるのか、スマホで手軽に使えるかといった点です。
業務でアンケートを実施したい人にとっては、目的がまったく異なるため、比較対象にしても判断材料にはなりにくいでしょう。ただし、「アンケートアプリ」という言葉で検索すると、この2種類が混在して表示されるため、情報収集の初期段階で混乱が起きやすくなっています。
アンケートアプリとWebアンケートの違い

アンケートを実施する手段には、大きく分けて「アンケートアプリ」と「Webアンケート(ブラウザ型)」があります。どちらもアンケートの作成・回収ができる点は共通していますが、UI/UXの設計思想や向いている利用シーンは異なります。
まず、両者の違いを整理すると次のようになります。
アンケートアプリの特徴
- スマートフォン利用を前提としたUI設計
- タップやスワイプ中心で直感的に操作しやすい
- 短時間での回答や現場回収に向いている
- オフライン対応など、モバイル特有の機能を備える場合がある
Webアンケートの特徴
- ブラウザ上で利用するため端末を選ばない
- URL共有だけで回答を依頼できる
- 設問設計や条件分岐、集計作業を管理画面で行いやすい
- アプリのインストールが不要で回答ハードルが低い
この違いから、アンケートアプリは「回答体験」を重視した設計であるのに対し、Webアンケートは「管理・運用」を重視した設計になっていることが多いと言えるでしょう。
たとえば、展示会や店舗、営業現場などでその場で回答してもらいたい場合は、アンケートアプリのほうがスムーズです。一方、社内アンケートや顧客満足度調査など、設計や分析を重視したい場合は、Webアンケートのほうが扱いやすいケースもあります。
重要なのは、アプリかWebかという形式そのものではなく、「誰が、どの環境で、どのくらいの負担で回答するのか」を基準に選ぶことです。この視点を持つことで、アンケートの回収率や運用効率は大きく変わってきます。
次は、この違いを踏まえたうえで、無料で使えるアンケートアプリを具体的に比較していきます。
無料で使えるアンケートアプリおすすめ比較8選
アンケートアプリを選ぶ際、「無料で使えること」は入口の条件に過ぎません。業務上で実際に使うには、操作性、集計・分析機能、スマホ対応、データ出力のしやすさなども判断軸になります。
ここでは、こうした観点を含めて“実務で使い倒せる”無料アンケートアプリ8選を比較解説します。
1.Interviewz|総合型アンケート作成ツール

Interviewzは、多目的で使えるアンケート作成ツールとして評価が高いサービスです。テンプレートを活用してスピーディーにアンケートを立ち上げられる点や、回答データの可視化・分析機能が充実している点が特徴です。
無料プランでも一定の設問数・回答数まで使えるため、顧客満足度調査や社内フィードバックなど、複数用途での活用を検討する場合に向いています。
また、スマホにも最適化されており、回答者の体験を損ないにくい設計です。業務上の判断材料を得たい場合に、最初の1本として選びやすいツールと言えるでしょう。
2.formrun|業務向けアンケートアプリの定番

formrunは、直感的な操作性と豊富なテンプレートが魅力の業務向けアンケートアプリです。
アンケートの作成・公開・集計をストレスなく進められる設計になっており、万能型の選択肢として評価されています。無料プランでもテンプレートが使えるため、最初の導入として失敗しにくいというメリットがあります。
業務で使う場合、顧客対応やセミナー後アンケート、採用候補者へのフィードバックなど、定常的なアンケート運用にも適しています。集計結果はリアルタイムで確認できる点も、意思決定を早めたい現場には心強い特徴です。
3.Google アンケート(Google Forms)の特徴
Google Formsは、Googleが提供する完全無料のアンケート作成サービスです。テンプレートも豊富で、Google Sheetsとの連携を活かせる点が最大の強みです。
特に、回収したデータをスプレッドシートで自由に加工したい場合や、複数人でリアルタイム編集・管理したい場合に優れています。UIはシンプルで、初めてアンケートを作る人でも比較的迷いにくい設計です。
ただし、細かなテンプレート設計や高度な分析機能は専用ツールほど強くないため、シンプルな定量調査を主体にしたい時に特に向いています。
4.SurveyMonkey|分析重視のアンケートアプリ
SurveyMonkeyは、長年アンケートツールとして実績のあるプラットフォームで、特に分析機能の強さが特徴です。質問テンプレートやサンプルも豊富で、特定の調査設計に悩まず進めたいケースにも向いています。
無料プランは設問数などに制限がありますが、集計データの可視化や傾向分析を重視したい場合は有力な選択肢となります。顧客満足度スコアの算出や、回答品質のチェックなど、中〜大規模調査でも活用しやすいツールです。
5.Questant|マクロミル運営のアンケートアプリ

Questantは、リサーチ領域に強いネットリサーチ会社が提供するアンケート作成ツールです。テンプレートが70種類以上あるため、設問設計に不慣れでも調査目的に合ったフォーマットを選べる点が強みです。
また、集計・分析画面の見やすさも評価されています。無料プランには回答数や設問数の制限がありますが、初期調査や定期的な簡易リサーチには充分対応可能です。業務での定量調査を企画する際に、品質担保のしやすいツールとして押さえておきたい選択肢です。
6.CustomForm|設問数無制限で使えるアンケートアプリ

CustomFormは、設問数やアンケート数に制限がない点が最大の特徴です。無料プランでもこの自由度が維持されているため、質問数が多い複雑な調査を試したい場合に向いています。
ただし、データ出力や分析周りの機能は比較的シンプルなので、Excelや外部BIツールと連携して活用する運用を前提にするのが良いでしょう。自由度重視・自前で集計をコントロールしたい場合に最適です。
7.|多用途に使えるアンケート作成ツール
SELECTTYPEは、アンケートだけでなく予約システムやイベント管理などの機能も一体型で使える点が特徴です。アンケート形式も幅広いため、アンケート以外の用途も一緒に管理したい場合に適しています。
無料プランには一部制限がありますが、目的に応じて柔軟にフォーム設計ができるため、マーケティングや顧客接点管理を含めた利便性を求める場合に強いツールです。複合用途での活用を考える人に価値があります。
8.MOMONGA|オフライン対応のアンケートアプリ

MOMONGAは、オフライン環境での回答収集ができる点が最大の特徴です。展示会や店舗、イベント会場など、インターネット接続が安定しない現場での利用が想定されています。
iPadなどのデバイスで回答を収集し、オンライン接続時にデータを同期する仕組みは、現場での使い勝手を高めます。無料プランでも基本機能が使えるため、オフライン回収ニーズがある現場主体の業務では選択肢に入れるべきツールです。
無料で使えるアンケートアプリ・ツールの選び方
無料で使えるアンケートアプリは数多くありますが、業務で使う前提で考えると「無料であること」自体は判断材料の一部に過ぎません。重要なのは、その無料プランがどこまで実務に耐えられるのか、そして将来的に運用が拡張できるかどうかです。
- ツール選定では、
- 最初の1回だけ使えればいいのか
- 定期的にアンケートを回したいのか
- チームで使う可能性があるのか
といった利用シーンを想定しながら見る必要があります。
ここからは、無料アンケートアプリを選ぶ際に特に見落とされやすい3つの観点について整理します。
無料アンケートアプリの「実質使える範囲」
無料プランが用意されているアンケートアプリの多くは、「基本機能は使えるが、どこかで制限がかかる」設計になっています。重要なのは、その制限が自分の業務にとって致命的かどうかです。
たとえば、アンケートは問題なく作れるものの、回答数に上限がある場合、想定より多くの回答が集まった時点で止まってしまうことがあります。また、集計画面は見られるが、データをダウンロードできないため、社内共有や報告資料の作成で詰まるケースもあります。
無料であること自体が悪いわけではありません。ただし、「どこまで無料でできて、どこから先が有料なのか」を事前に把握しておかないと、運用の途中で判断を迫られることになります。
無料アンケートアプリは、長期利用を前提にするよりも、「自社の使い方に合うかを見極める期間」と捉えるほうが現実的でしょう。
集計・分析まで考えたときの判断ポイント
アンケートを実施する目的は、回答を集めることではなく、その結果を使って何かを判断することです。そのため、作成画面の使いやすさ以上に、集計や分析のしやすさが後から効いてきます。
ここで考えておきたいのは、分析をどこまでツールに任せたいのかという点です。ツール上でグラフを確認できれば十分なのか、それともExcelやスプレッドシートに落として、自分たちで加工・考察したいのか。
この前提が曖昧なまま選んでしまうと、「思ったより使いにくい」という印象につながります。
また、リアルタイムで結果を確認できるかどうかも、業務では意外と重要です。途中経過を見ながら施策を調整したい場合や、会議前に最新状況を把握したい場合には、集計スピードがそのまま意思決定の速さに影響します。
分析機能の多さではなく、「自分たちの判断フローに合っているか」という視点で見ることが大切です。
業務利用で見落とされがちなセキュリティ面
無料アンケートアプリを検討する際、セキュリティは後回しにされがちですが、業務利用では避けて通れない要素です。アンケートの内容によっては、顧客情報や社内の率直な意見など、外部に漏れては困る情報を扱うことになります。
最低限確認しておきたいのは、通信が暗号化されているか、管理画面へのアクセスを制御できるか、運営会社の情報が明示されているかといった点です。高度な専門知識がなくても、「社内で説明できるかどうか」を基準に見るだけで、多くのリスクは回避できます。
無料で使えるからといって、業務上の責任まで軽くなるわけではありません。安心して使い続けられるかどうかは、機能や価格と同じくらい重要な判断軸になります。
まとめ|アンケートアプリ選びで失敗しないためには
アンケートアプリ選びで「失敗した」と感じるケースは、ツールそのものの問題ではないことが多いです。実は、「何に使うのか」「どこまでツールに頼りたいのか」といった目的や役割を整理せずに、機能や価格だけで選んでしまうのが原因です。
たとえば、あなたが探しているのは「アンケートを作るためのツール」でしょうか?それとも「アンケートに答えて報酬を得るアプリ」でしょうか?この違いを最初に切り分けるだけでも、選択肢の見え方が大きく変わります。
また、「無料だから」という理由で選ぶことは決して悪いことではありませんが、それだけに頼ると、集計・分析・共有といった運用面で「思ったより使いにくい…」と感じる場面が出てきます。特に業務で使う場合は、無料プランでどこまでできるのかを事前に確認し、自分たちの仕事の流れにうまくフィットするかを想像することが大切です。
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